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⇒しかし、女性のための教訓書、出家遁世譚には収まり切れないものを本書は含んでいる。“女”を捨てねばならない仏門にあって、なお“女らしさ”の固定観念にとらわれている姉の矛盾を三君がぴしゃりと一喝。なるほど、世の常識から外れているからこその説得力です。ヒロインとしての彼女がこの場面で命を得た感じ。室町時代の漫画というだけあって、セリフ付きの絵巻とはユニーク。現代の会話のような訳と、「こういう読み方もできるよ」という解説も分かりやすく、物語世界を広げてくれる。