小さな頃から本の虫でした。
社会人になり、余裕がなく、ずっと本から離れていました。
こんなに疲れていたら本なんて読めるわけがない、そう思いこんでいました。
本は遠くなっていきました。
人生で数年に渡りかなしいことが続いた時、
何気なく本を手に取りました。
子どもの頃、本は私を勇気づけ励ましてくれました。
何十年も経って、再び同じ経験をしました。
本を選ぶささやかな喜び、本を抱きしめたくなるような読み終えた瞬間の感情のゆらぎ…
私の生活に本を読むことが加わりました。
かなしいことは少しずつ薄れていき
読書の楽しみだけが残りました。
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