乱読。遅読。積読。あれもこれもと死ぬまでに読みたい、読んでおきたい本は山ほどあれど、イカンセン脳ミソが足りない。集中力が足りない。歳とともに時間が経つのが早くなり、残された時間はどんどん減っていく。それなのに1冊読むうちにも、読みたい本は2冊3冊と日々増えていく。追いつかない。気持ちは焦るが、1頁1頁、1冊1冊をゆっくり、じっくり読み進めていくしか道はないのだと、自分に言い聞かせる今日この頃です。登山もランニングもピアノも同じ。吉本隆明さんの著作は難攻不落の大山脈で、麓をウロウロするばかり。プルーストは登山口に立っただけ。『源氏物語』も一度くらいは通読したい。
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