優友
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二つの物語があまりに乖離していて、一冊の本を読んだという気がしない。ナカタさんはナカタさん(あるいは星野君)の物語、そして田村君は田村君の物語にそれぞれ明確に別れていた。後半の、特に田村君がさくらの夢を見たところからは、田村君の物語を読むことは苦痛でしかなかった。どうしようもなく自分をヒロイックだと思い込んだ甘えた子どものように思えてしまって嫌悪感だけが募った。結局村上春樹はこの物語にどんなメタファを映したのかはよくわからない。今はとりあえず率直にボロクソな感想を書いておくことにして、また何年後かにこの本

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)村上春樹

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あらすじ・内容

ナイス ★12

コメント(1)2012/06/12

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優友

15お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

登録日

2011/10/17（4909日経過）

記録初日

2011/10/01（4925日経過）

読んだ本

72冊（1日平均0.01冊)

読んだページ

23861ページ（1日平均4ページ）

感想・レビュー

63件（投稿率87.5%）

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