『実に夫を愛するがゆえに、夫が愛しいのではない。
アートマンを愛するがゆえに、夫が愛しいのである。
実に妻を愛するがゆえに、妻が愛しいのではない。
アートマンを愛するがゆえに、妻が愛しいのである。
実に子を愛するがゆえに、子が愛しいのではない。
アートマンを愛するがゆえに、子が愛しいのである。
実に一切のものを愛するがゆえに、
一切のものが愛しいのではない。
アートマンを愛するがゆえに、一切のものが愛しいのだ。
実にアートマンが見られるべきであり、
聞かれるべきであり、
考えられるべきであり、
熟考されるべきである。
マイトレーイーよ。
実にアートマンが見られ、聞かれ、考えられ、認識された時に、
この一切のものは知られたことになるのだ』
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます