りいどみ
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短編集。収録作中ではあまり評判のよろしくない『風を放つ』が、個人的には一番好きだったりする。この上なく素っ気ないお話しではあるのだけれど、その "放り投げられた感" がとても心地いい。またこのお話は、他の四作のイントロでもあり、瓶から放たれた風が紡ぎ出したのが、それぞれの物語、とも捉えられる。そして結局、その瓶が本当に存在するのかどうか分からないが故に、そこから生まれた物語は形定かならぬ幻として、ゆらゆらと揺らめいて見えるのだ。

竜が最後に帰る場所 (講談社文庫つ 32-1)恒川光太郎

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あらすじ・内容

ナイス ★13

コメント(0)2017/02/22

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りいどみ
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11お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

登録日: 2010/02/21（5513日経過）
記録初日: 2010/02/10（5524日経過）
読んだ本: 471冊（1日平均0.09冊)
読んだページ: 151587ページ（1日平均27ページ）
感想・レビュー: 198件（投稿率42.0%）
本棚: 0棚
自己紹介: 超遅読。のんびりまったり気ままに気まぐれに。

江戸川乱歩倶楽部🌙

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