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tenchi
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かつての我が街商店街は賑わいを失い、代わって大規模なショッピングモールが郊外を中心に幾つも展開するようになりました。各種の専門店だけでなく、飲食店、カフェ、医療機関まで併設され確かに便利ですが、何処のモールも皆同一の店舗構成で、昔の地域商店街のようなその土地ならではの人肌の温もりは感じられなくなりました。この小説はそんな懐かしい人情商店街を思い出させてくれます。他人であっても暖かい情の通った日常のやり取りが、そこに暮らす普通の人達の日常生活をリアルに彷彿とさせ、ホッコリとした優しい気持ちになる作品でした。
0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

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大岡 玲
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雨・赤毛: モーム短篇集(I) (新潮文庫)

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熟れてゆく夏 (文春文庫 と 11-1)

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ダイヤモンドダスト (文春文庫 な 26-1)

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東京新大橋雨中図 (文春文庫 す 6-2)

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凍れる瞳  (文春文庫)

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読書データ

プロフィール

登録日
2011/06/02(5028日経過)
記録初日
2010/06/20(5375日経過)
読んだ本
211冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
56566ページ(1日平均10ページ)
感想・レビュー
199件(投稿率94.3%)
本棚
18棚
性別
年齢
67歳
血液型
A型
職業
クリエイター系
現住所
千葉県
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