(生暖かい、肩叩き器、とは、一体…?)
本を読むことは昔から好きでしたが、ここ最近でその素晴らしさを改めて実感した為、それからは一日の中で必ずその時間を設けるようになりました。
私にとっての読書とは、自分の知らない世界や価値観に触れること、そして知性と感性の研鑽であり、果てがなく飽きの来ない娯楽でもありますね。
他人の優れた思考は、私自身の問題を解決してくれることがありますし、闇に包まれた心に火を灯してくれることや、享楽的な刺激を得られることもあり、時には厳しく戒められたり、あるいは過去の蟠りを消し去ってくれたり、見失ってしまっていた傍らの幸福に気付かせてくれたりもします。
ここで感想を書くことは、インプットから冷めないうちに即アウトプットする訓練も兼ねています。
──とはいっても、言葉にする前に、まずは一呼吸置いた方が良い場合もありますね。いずれにしても、“新鮮さ”というのは、なるべく大切にしたいものの一つです。
感想自体は、自分が率直に感じたこと想ったことを元に、主観丸出しでそのまま備忘録のように綴っているので、他の方が読んでもあまり参考にならなかったり、的外れなことを書いてしまっているかもしれません。
それでも私は、正しくあろうとするよりも、取り繕わず素直であることを重んじます。その中で見当違いもあるかもしれませんが、まずは自分の中から生まれた言葉で語ることが最優先です。
──無論、一から十まで全くの誤読というのは、作品の真価に少しも触れられないまま、ということになってしまいそうなので、極力避けたいことではありますが。
この本を読むことで、私に何をもたらすのか。これらの言葉を、自分はどのように受け止めるか。
私自身の内面で起こる化学反応に期待を寄せつつ、ページを捲ります。
あまりに昔に読んだもので手元の記録に残っていない本も沢山あり、共有したい気持ちもありますが、原則登録しません。記憶に残っているつもりでいても抜け落ちている部分も必ずある筈だからです。再読した際に改めて登録しており、そのつもりがある本は予め積読本に加えています。
読む速度も、早いとはちょっと言い難いですが…自分なりのペースでコツコツ読み進めていきたいです。
様々な名著、素敵な読書家さんと出逢えることを願ってやみません。
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