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2024年3月の読書メーターまとめ

O型のガーベラ
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感想・レビュー
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ナイス
309ナイス

2024年3月に読んだ本
19

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

O型のガーベラ
ネタバレ全ての元凶は猛夫パパ。物語は二人姉妹の次女から長女に連絡が届くところからはじまる。「ママがね、ぼけちゃったみたい。」ママはパパの暴力や野心などの仕打ちにたえ、宗教にハマった。糖尿病にもなった。パパの「人間的な幸せ」やプライドのために何人の人が巻き込み的に犠牲になったことだろう。全部の章が女性なのだが、ありありと浮かび上がるのは「猛夫」という人物の生々しい肖像だった。登美子という猛夫の義理の姉が全部を風のように流してくれる。包んでくれる。登美子も含めて人間が集まった家族をどう「しまう」かが問題だった。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

O型のガーベラ

昨日の晩からたったこれだけの量、しかも漫画本で、って読む人は思うかもしれない。でも読めなくなった私にとってはすごいことで。嬉しいことで。実感できて、本っていいなあ。これだけ読めたんだ。

昨日の晩からたったこれだけの量、しかも漫画本で、って読む人は思うかもしれない。でも読めなくなった私にとってはすごいことで。嬉しいことで。実感できて、本っていいなあ。これだけ読めたんだ。
九瀬樹
2024/03/10 22:20

おかえりなさい

O型のガーベラ
2024/03/10 22:39

九瀬樹様、ありがとうございます。その言葉が一番温かくて嬉しいです。まだ安定しないとは思いますが、とても喜んでいます!

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2024年3月の感想・レビュー一覧
19

O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。昔めちゃくちゃ勧められた(原著の方)けれど、未だに理由がわからない。いけない文通とか不倫とか浜辺の乙女とよくわからんタイムをしたりとか。わけがわからないよ。喪服でなにしているの、と客観的には突っ込んでしまう。普通に生活する上ではユダヤ人の夫、妻を尊敬していて良い人なんだけどなあ。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。タイトルばかりは書架に並んでいるのを何度も見ているから知っている。漂流するのは想像できるがまさか漂着、物別れと行くとは思わなかった。助かって終わり、だと勝手に予想していたのだが、希望の兆しが見えるところで終わった。
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ネタバレ図書館の本。このシリーズにしては異質の厚み。たった一人の人生。みな歳を取る。それなのにめちゃくちゃみんな身内でびっくりするようなことしている!?ソドムとゴモラですぐわかるあたり、やはりみんなベースはキリスト教の人なんだけど、葛藤はないのかな、それとも再婚したりなんだりがあるから、社交界という華やかな世界に身をおいているけれど、宗教による圧力が薄まったのか。刺激的だった。マドレーヌ食べたくなった。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。途中の拷問のシーン怖かった……というか不穏分子をワインのように七年くらい寝かしてから飲み干すのか。しかし、主人公の最後の言葉は拷問や酒精によるものではなく本心から出るようになってしまった。正直なところ、これ文章で読める気がしない。
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ネタバレ図書館の本。実はずっと気になっていた。どの本でも見受けられるユダヤ人への異質なものとしての扱い。ヴェニスの商人では「同じ息をしている」とシャイロックは言った。だが、彼は「人の形をした母体に寄生するもの」と感じてこれを口述筆記させた。巻末の「偏った国家主義、差別的人種観を正当化した内容から、現在でもドイツでは法律により出版が規制されています。本書をきっかけに、読者の皆様は客観的・批判的にこの問題作の原典に触れ、当時の人権問題を考えていただければ幸いです。」とある。人は何かに熱狂するらしい。帰属とは何なのか。
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ネタバレ全ては繋がっている。不滅の魂がそこにあるらしい。肉体的に自由でなくとも精神の自由のあり方を考えさせられた。原書ではすごい人数の登場人物がでてくるらしい。その人の一人一人は戦局を変えるほどではないが歯車であり、人生があり、精神があるのだ。漫画版は一組の夫婦が登場するためにたくさんの人生や精神が絡む。しかし、夫婦ですら歴史に綴られない一握の歯車でしかない、しかし確実に幾人もの人生とともに築き上げた人生で。漫画で読破シリーズ、ユニークな顔の老人(または初老)が自分の哲学のこたえを教えてくれるのは恒例化していく。
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ネタバレ図書館の本。「神話を求めている」その言葉をきいたことがあるからびっくりした。ここからの引用だったのか。アドラー(フロイト版ではアードラー)が端役でしかでてこない。けれど、フロイトもユングもアドラーもその他も膝つき合わせて考えて「自分」を探していた、もしくは「解決方法を探していた」と思うとスケールが大きい。ユングが思いの外フットワークが軽く、タフだったことに驚いている。
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ネタバレ図書館の本。このシリーズにしては理解が大変だった。何が大変かというと「体感の羅列」、これにつきるのだ。精神医学問わず医学は経験がものを言うこともあるだろう。だから、「個人の体験による推論を体系として育てていく」。困ったことにフロイトやユング、アードラー(アドラーではなく原文ママ)との人生や価値観と不可分で、袂を分かつことになる。いわゆる解釈違い。そう思うと医学って不思議だなあ。うちの精神科医、水素水とかフラッシュなんとかをだしていたが、この頃はそっとしまって音もきかない。医学は人生と実験の積み重ねである。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。翻訳版は昔いつも懐に入れていたが、ついに読みきれず本書へ。書いてあるのはほとんど地獄篇である。翻訳版の解説もある程度読んでいたので覚えていたが確かダンテ自体が政争で不遇な目に遭ったからこんな本ができた。ときの教皇さえ地に伏せさせ、神の愛によって生み出されても己のありようによって地獄へ至る。「道徳とはなにか」「守らなければ何が起こるか」と説いている。
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O型のガーベラ
ネタバレ全ての元凶は猛夫パパ。物語は二人姉妹の次女から長女に連絡が届くところからはじまる。「ママがね、ぼけちゃったみたい。」ママはパパの暴力や野心などの仕打ちにたえ、宗教にハマった。糖尿病にもなった。パパの「人間的な幸せ」やプライドのために何人の人が巻き込み的に犠牲になったことだろう。全部の章が女性なのだが、ありありと浮かび上がるのは「猛夫」という人物の生々しい肖像だった。登美子という猛夫の義理の姉が全部を風のように流してくれる。包んでくれる。登美子も含めて人間が集まった家族をどう「しまう」かが問題だった。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。途中まではわかったんだけど、途中からわからなくなってきた。主人公のカチューシャへの贖罪を追いかけていたが、カチューシャからは拒否されるし、カチューシャが他の青年と一緒になるのを見送る。全てをなげうって人のためにつくす、という主人公(領民に対しても)。復活、というのは生きる目的を何度も見つけられることだろうか、失敗しても、何度でも何度でも神の国へ行くために。でも途中で病身の老人に金を払おうとするとか解決方法が主人公ほとんど成長していないのよ。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。前とは違って内容が頭に入った。三姉妹のことは覚えていたが、リア王は人望があったが全体的に娘に依存し過ぎであったのだなあと思う。というか三女以外は親のことを……上二人の性格がだめだった。そして初見はグロスターがかわいそうだと思っていたけれど、今は問題を起こしたの庶子だし、監督できていないし、情報を丸呑みするし、愚かとしか言いようがない。彼も種を蒔いた一人なのだ。なるべくして起こった悲劇だった。三女のことはかわいそうだったが。
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ネタバレ図書館の本。「軍神」とまでまでうたわれる男、マクベス。彼とその親友は戦からの帰りの道中3人の魔女に出会う。「彼は王になれる。」という予言を含めていくつかの予言を魔女たちは残す。妻に猛プッシュされ、王様を弑逆してしまう。しかし、それ以降奥さんも含めて疑心暗鬼や狂気に陥る。魔女の正体を「心の弱さ」と言われていたか、野心とはなにか、抱いたところで叶ったところで器がもたないとだめになる。マクベスも奥さんも気が短すぎたのだ。そう思うとこの夫婦は心が弱かったのだろう。待ちきれなかったし、持ちきれなかった。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。一番このシリーズで現況とマッチしすぎていて頭抱えていた。確かにいるわ、「悲劇のヒロイン」になりたがる人。「従属」する親族。うん、みんなしんどいね。ロランくん主人公すぎてかっこよかった。ドニくんのお姉ちゃんのマリーさんも強い人だけど、いや、ドニくん(当時からしても激重な人)をよく助けたよね。「介錯してやれ(意訳)」な先生化したエーミールさんの手を振り払ってまで助けに行くのは胸が熱かった。エーミールさん、能動的で幸せにならない人には無慈悲だから。いや、正確には助けないことが慈悲だと思っているから。
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ネタバレ図書館の本。一度読んでいたらしい。覚えていなかったが、この本ファビアンが主人公でなくてリヴィエールが主人公だった。仕事のために倦まず弛まず。「この人をこんなにしてまで橋を架けねばならんかね?」の問いを永遠に胸の中に反響させながら。幸福や愛や友愛をも犠牲にして働くリヴィエール。おお、リヴィエール(確か原作の巻末はこうだった)。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。絵は好き好きがあるかもしれないが最後の見開きが、今しか描けない絵だった。説得力があった。主人公の「天才論」危ない思考だなと思っていたけれど、友だちのラズミヒンくんと切れ者のポルフィーリ判事さん(ラズミヒンくんの従兄弟)がいい人で家族へのケアがされたのもそうだけど、主人公には救いがあってよかった。ソーニャ、少なくとも主人公には特異点なんだけど、お母さんはともかく弟妹は?そう思うとちょっとソーニャが怖い。スビドリガイロフの件もあり手放しで喜べないというか薄日がさすような明かり。
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。シェイクスピアの手持ちシリーズおわり。何回も戻った。花言葉の解説ありがたい。オフィーリアは狂気に陥った、というが花言葉が正気のそれなんですがとても怖い。(『ヴェニスの商人』読了)作者や時代ってキリスト教の考え方が強い人だ、自殺はNG、他殺もNG、告解や許しがあれば天国へと。父王は正式?な方法で亡くなっていないから天国へ行けないとあったが、オフィーリアはあえて天国へ行けない道を選んだのかもしれない。これをハムレットへのあてつけなのだとしたら空回りなんだけど、彼は坊主憎けりゃ袈裟まで憎かったのか?
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O型のガーベラ
ネタバレ図書館の本。古代エジプトの埋葬するときに必要だった呪文らしい。昔は王族、そして大金持ち、庶民へと形を変えながら来世が期待できるように。原典はとても長いとのこと。エジプト神話、聞きかじりだったので最初の混沌からヘビの神様が生まれ、というのは知らなかった。お母さんの下りはすぐに想像つくけど、最後の審判、子どもの頃私きょうだい喧嘩ですぐものとって欲しがっていたらしいので、微細な罪でも苦しむ羽目になるな。でも王侯貴族だともっと審判だめになっちゃいそうだ。流石に毒殺は私はしないもの。
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O型のガーベラ
ネタバレ本の方を読破できなかったので、こちらで。地元の図書館この本しか置いていない。これ、ひたすらシャイロックがかわいそう。ひどい。という感想しかわかない。しかも改宗??お金を取り上げる?これが喜劇?え、ユダヤの毒づきを黙認するがなんかあったら袋叩きにするのまちがいじゃなくて?誇りさえ尊厳さえ奪われてしまって無一文以下の存在。正義だなんて嘘でしょうこんなの。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/04/27(1820日経過)
記録初日
2018/07/31(2090日経過)
読んだ本
1166冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
156021ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
650件(投稿率55.7%)
本棚
21棚
性別
血液型
O型
現住所
福岡県
自己紹介

サルビルサ サルビルサ

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