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尚平
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遠野遥作の芥川賞受賞作品。 某氏のご子息という事で購入。 体育会系の大学生の日常と言った感じで始まるものの、物語が終盤に差し掛かる際の切羽詰まった感がかなり良かった。 恐らく物語全体としての完成度はあまり高いとは言えないのですが、この後半の勢いと謎を残す感じはとても面白く感じた。 明確な終わりというものを求める方には消化不良になるだろうが、想像を働かせて楽しむ人にはここだけは読んで欲しいと思わせる物語でした。
0255文字
尚平
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90年代に黒夢のVo.としてデビュー後、現在まで孤高のロックスターであり続ける清春氏の自叙伝。 『カリスマ』になりたいと考え続け、常に自らの判断で今日まで活動されてきたその軌跡は、非常にドラマティック。 ファンにとって衝撃的だった数々の事件についても自身の言葉で当時の心境を綴られていたりして、時を超えてその真実が本人の口から語られる。 現代に生きるロックスターの生き様は非常に刺激的且つ強靭であり、時に繊細だと感じた。
0255文字
尚平
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ネタバレ桜庭一樹の直木賞受賞作品。 主人公、花の結婚により義父である淳悟との関係性が紐解かれて行く。 過去を物語る際にその始まりから語るのではなく、キーになる事件の少し前から描く事によって、最低限の謎を明かすだけで更に深い部分への導入とする手法は秀逸でした。 そして、最後まで読んだ後にまた序章に戻って読むと、登場人物の心境がよく分かるのと同時に、最後まで明言されない部分もあることも分かります。 ハッキリさせた事によって様々な物が歪んでいくという事の暗喩のようにも感じました。
0255文字
尚平
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かつて『松本紳助』という番組で共演した二人が往復書簡的にテーマに沿って自分のことや互いのことを語っている。 互いに多大な影響を与え、受け合ってきた二人の共通点と相違点を楽しみながら読み進めていくことが出来る。 2003年に出版された作品ということもあって、その後の二人を見ていると、「こんな事言ってるけど、こんな事になってるよー」と面白く見れたりする。 あの番組が二人のこういう意図によって素晴らしいバランスが保たれていたというのも知れて、長年あった違和感めいたものを払拭する事もできた。
0255文字
尚平
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『化物語』の主人公、阿良々木暦が別の作品の登場人物と出逢い、事件を解決して行く物語が15篇収められたもの。 そして、化物語の世界でもそのキャラクターの際立ちは健在で、新たな魅力さえ感じられる作品になっている。 これを読んで、新たな推しのキャラクターを見つけて、本来の物語に触れてみるというのも非常に楽しい。 漏れなく濃く、強い。
0255文字
尚平
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アラフォーと呼ばれる年代におけるSEXを題材とした作品が収められている。 この年代になると人を愛するという事に関して個人が達観の域に達するのかもしれない。 達観した人々は、それまでに育まれた経験や欲望を基にその後また人を愛し、愛されていくのかもしれない。 そう考えて物語を読むとどの登場人物も迷惑極まりないが… どの物語も著者の性癖が共通して出ていたので、最初の話を読んで合わなければちょっとしんどいかもしれない。
0255文字
尚平
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森見登美彦氏の京都を舞台とした物語の集大成的作品。 この後の作品は少し京都から離れた作品が続くことからもそれは明らかである。 正義の怪人、ぽんぽこ仮面を中心に祇園祭の夜を駆け巡る非常に華やかな作品である。 今までに発表された作品から様々な登場人物、団体が登場し、森見的京都がこの作品で一つの共通の世界として集結。 多くの謎が明らかになります。 その様は非常に痛快で、また遡って氏の作品を読み返したくもなる。 文章もポップさや可愛らしさがふんだんに盛り込まれており、非常に読みやすくもあります。
0255文字
尚平
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三島作品の中でも非常に好みの作品でありました。 彼の描く情景は非常に美しく、その後の展開を予感させる技巧は素晴らしいが、 この作品は他の作品に比べて、更に切れ味が鋭いような趣を感じる。 古典などからの引用も少なく、氏の作品の中では非常に読みやすい。 現実離れしている設定ではあるものの、 流れに澱みはなく美しい。 罪が贖われた後、関係は切れない絆に変わる。 それは、極めて不可思議な美しさを持つと同時に奇異な光景。 時に美しいという事は不自然であり気持ちの悪いものであるという事を知らされる物語。
0255文字

読んだ本
31

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/05/05(2159日経過)
記録初日
2019/05/15(2149日経過)
読んだ本
31冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
9317ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
31件(投稿率100.0%)
本棚
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性別
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