4ヶ月の息子は海と空の色合いに見入っていました。大型船の場面も食いつきが良かったです。 私は何年も帰ってない出身地のことを思い出ししみじみしました。様々な船が行き来するのをぼーっと眺めていたなぁ。

クッキリとした色合いが4ヶ月の息子にウケました。絵本を掴み、山をじっと見つめていました。仏画のような雰囲気で私も気に入りました。

柑橘を食べるのが好きなので手に取ってみたら、子供より自分の方がはまってしまった。塗りムラの生かし方がとても素敵で、コミカルなのに不思議と写実的でもある。田舎から箱いっぱいのみかんが届いた時の嬉しさや、家族でわいわい食べている時のほっとする感じを思い出させてくれる。

鋭い質問もたくさんあった。気兼ねなく質問していいんだろうけど、私は問い合わせる時はまだまだ緊張してしまう。

野次馬気分で読んでみたら全然他人事ではなかった。夫は家事分担に理解があるものの、周りのムードは｢男が長時間労働･休日出勤しなきゃね｣という感じで結局子供が寝てから帰ってくる毎日。また、夫は｢自分が主夫だったとして、幼稚園で親同士の雑談ができる気がしない｣とのこと。夫は自分が大黒柱であることに誇りを持っている様子だし、自分たちこそ｢男が稼ぎ女が家事をする｣という価値観から抜け出せていないことを実感した。