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2024年5月の読書メーターまとめ

とめきち
読んだ本
7
読んだページ
1691ページ
感想・レビュー
7
ナイス
58ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月のお気に入り登録
5

  • 竹園和明
  • ひと
  • カツ
  • Ryoko
  • remon

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • 竹園和明
  • ひと
  • カツ
  • remon

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とめきち
ネタバレ新種の虫を探していた男が、砂の穴の中にある家に泊めてもらうことになる。そこでは「婆さん」と呼ばれる愛想のよい30前後の女性が出迎えてくれる。しかし、翌朝出ようとしたら降りてきた縄梯子がはずされており、出られない…。興味深いのは、脱走もままならず観念し、開き直った男が、そこにあったくだらない漫画に胃痙攣をおこしそうな程笑い転げるシーン。脚を折って倒れた馬の表情が無性におかしかったらしい。そこに救いを求めるか?一見、穴に閉じ込められた男女といったら性の誘惑に一辺倒かと思っていたのでこのシーンは印象深かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

とめきち
ネタバレ疑惑:宮部みゆき氏が「時代物の『疑惑』も是非!」とオール讀物ですすめていたので再読するも、今回も結末に腹落ちしなかった。宮部氏は、妻が可哀想でならないと言うが本当にそうか?妻は、幼馴染みとイチャイチャし、夫を終始冷たくあしらっていたではないか。土壇場で「違います違います。」と言われても通らないのでは。」妻の真意を裏付ける描写があればまだ理解できるが…幼馴染みといちゃつく妻を前にすぐ引き下がる夫。それを見た妻が「んもうっ」て、表情を見せれば結末の布石になったのでは…映像化したら、こういうシーンできそう
が「ナイス!」と言っています。
とめきち
ネタバレ平野謙氏との対談で、清張さんは「『断碑』『石の骨』を書いた当時、書評家からは黙殺された。もし少しでも取り上げてくれたらぼくは馬車馬みたいにあの道を走ったと思う」と述べている。「あの道」とは、世間に受け入れられない努力家にスポットを当てる作品のことか。それももちろん魅力的だがそれだけに終始したら物足りなそう。日常の恐怖を描く短編も生まれなかったかもしれないので、黙殺されて却って良かったのでは?最後の若者向けのメッセージが刺さった。「ディスコやセックスはいずれ空しくなる。心の充実を得られるものを自分で探せ」
が「ナイス!」と言っています。
とめきち
ネタバレ古本市にて、店主に激推しされて購入。このギャグ漫画はすごい!クリティカルヒット連発!(好みはあると思うが私にはツボだった)電車では読めない(笑)笑いのバラエティーも豊富。哀愁で笑わすもの。恐怖で笑わすもの。描写で笑わすもの。タイトルで笑わすもの…そして、キャラの表情で笑わすもの。奇しくも、この前読んだ『砂の女』に出てきた、主人公が胃痙攣を起こしそうな程、笑い転げてしまった粗雑なただの描きなぐり漫画ってまさに、このような作品ではないか!?漫画と対照的に、あとがきの著者からのエールには胸を打たれた。
が「ナイス!」と言っています。
とめきち
ネタバレ新種の虫を探していた男が、砂の穴の中にある家に泊めてもらうことになる。そこでは「婆さん」と呼ばれる愛想のよい30前後の女性が出迎えてくれる。しかし、翌朝出ようとしたら降りてきた縄梯子がはずされており、出られない…。興味深いのは、脱走もままならず観念し、開き直った男が、そこにあったくだらない漫画に胃痙攣をおこしそうな程笑い転げるシーン。脚を折って倒れた馬の表情が無性におかしかったらしい。そこに救いを求めるか?一見、穴に閉じ込められた男女といったら性の誘惑に一辺倒かと思っていたのでこのシーンは印象深かった。
が「ナイス!」と言っています。
とめきち
ネタバレ古本市にて面見せで置かれていた。「生きる」というタイトルが仰々しいのに、表紙の絵は至って平凡なマンションの風景。この妙なアンバランスさに惹かれ手に取ってみた。文章を読むと小学生のとき授業で習った覚えのある谷川俊太郎さんの有名な詩であった。面白いのは、絵が詩の言葉とリンクしていないこと。詩の内容に構わず、絵の物語は淡々と進む。谷川さんの詩はバックミュージックのようだ。この絵本を読んでいる時間がとても上質に感じた。心地良く、前向きになれる絵本だ。この絵本を面見せにし、気づかせてくれた書店員の方に感謝したい。
が「ナイス!」と言っています。
とめきち
ネタバレ冒頭の写真の中の『レンブラントの帽子』の表紙を見ると帯に「心にしみわたる短編」とある。自分は、ドロドロしてゾクゾクする短編が好きなので、ちょっと趣味が違うかなと当初は思った。しかし、『レンブラントの帽子』が著者の尽力で復刊するまでの経緯を読むと、是非とも読みたくなった。取り寄せではなく、どこかの書店で巡り会いたい。因みに、この本はシェア本棚のお店で購入。同時にたまたま和田誠さんの文庫本も購入。そしたら、『レンブラントの帽子』の表紙のイラストを和田誠さんに依頼…という話が出てきてビックリ。
が「ナイス!」と言っています。
とめきち
ネタバレ理由:妻が不倫するよう仕向けた和島秀夫は、自分勝手な最低のクソ男であった。通常、こういう男は最後に制裁が待っている。しかし、この作品はこの男がせせら笑って終わる珍しいパターンだ。ものすごく後味が悪い。でも、勧善懲悪パターンより退屈しないかもしれない。この舌がざらざらする感じがやめられない。最近、CMで「これ読んだことあったことに半分まできて気づいた。時間返せ!」というのがあるが、私は全くそうは思わない。これも、昔読んだの忘れたまま最後まで読んだがこのゾワゾワ感を新鮮にまた味わえたのは、なんてラッキー!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/05/31(1849日経過)
記録初日
2019/04/16(1894日経過)
読んだ本
282冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
89795ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
235件(投稿率83.3%)
本棚
0棚
性別
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