ネタバレデビュー作。早く続きを読みたくて手に取るのだけど、おぞましさで数ページで読むのを躊躇。読み終えるのに時間がかかりました。クローズドサークル、ゾンビが迫ってくるだけでなく内部にも怪しい人物が。ワトソン役の葉村譲の一人称で話が進んでいく。探偵役の明智恭介が序盤でいなくなり、いつ再登場するのかと…。ひぃ～～～～！びっくりした。

ネタバレデビュー作。早く続きを読みたくて手に取るのだけど、おぞましさで数ページで読むのを躊躇。読み終えるのに時間がかかりました。クローズドサークル、ゾンビが迫ってくるだけでなく内部にも怪しい人物が。ワトソン役の葉村譲の一人称で話が進んでいく。探偵役の明智恭介が序盤でいなくなり、いつ再登場するのかと…。ひぃ～～～～！びっくりした。

ネタバレ日村天使(えんじぇる)の生い立ちは、3世代続く生活保護家庭の7番目末っ子。大天使(みかえる)堕天使(るしふぁあ)羅天使(らふあぇる)我天使(がぶりえる)亜太夢(あだむ)衣歩(いぶ)、そして天使。日村さんちの子ども全員キラキラネーム。天使は働いていたキャバクラで綾小路光子に出会い、助けてもらった。「お金持ちになれる方法」を知りたくて光子を探し「老人ホテル」で再会する。天使も生い立ちもすごいけど、光子の人生も波瀾万丈だった。最後の最後のシーン。私は認めたくないけど、こういうことになってしまうのか。残念。

ネタバレ面白かった。結婚後、貯金はすべて夫名義にしていたりさ子。夫による悪意の根回しでバツイチになってしまった。お金も住む家にも困ったりさ子は、事故物件に住む仕事に就いた。賃貸料月に105万のスカイガーデンレジデンスでのロンダリング。レストランで高橋と交渉する最後の場面、りさ子がんばったなぁ。ドキドキしたよ。亮さん、いい男だ。北上次郎氏の解説に載ってた「母親ウエスタン」も読んで見たくなった。

ネタバレシリーズ2作目。地縛霊を成仏させるお仕事「幽冥推進課」に就いた朝霧夕霞。・オッパショ石をおんぶして運ぶ夕霞、可笑しすぎる、重機まで登場。ずんずん重くなっていくんだもの。・夕霞の貴重な100円硬貨を見つける助けをしてくれたコインロッカー横に座り込む子どもの地縛霊・道路のお稲荷さん。田んぼの神様だったが、今は開発されて田んぼなどない。神様のお仕事はなくなったのに立ち退いてくれない。今作も面白く読了。こわくな～いあやかし？霊？神様のお話。

ネタバレ入社当日、社長が挨拶の最後に言った言葉が「本日をもちまして我が社は事実上の倒産をいたしました」。失業した朝霧夕霞は、その日「臨時職員募集」の貼紙を見つける。国土交通省の幽冥推進課(ゆうめいすいしんか)、という国土開発の妨げになる地縛霊を立ち退かせるお仕事。怖そうに思ったけど、読んで見ると面白い。・飛び降り自殺じたアイドルの地縛霊・帰宅途中トンネル事故で家に帰れなくなった地縛霊・古くなった橋を守り続ける霊の橋姫様。　地盤霊たちを幽冥界へとお見送りするお仕事。おもしろ～い。

ネタバレ「遠灘鮫腹海岸」文庫本の裏説を読んでびっくり。このお話が映画になっている。作者が監督。もう読んでいても口の中が砂でジャリジャリしそうな…。怖いって怖いって、砂に埋もれていくワゴン車の中に、何故また戻る！生き埋もれていく恐怖。 「地下生活者」これも、恐かった。地下通路を通ることが、こんなにも恐ろしいことになるなんて。乗換え乗換で通路を使って地下に潜ったまま行きたいところに辿り着く。子どもの頃から地下鉄で出かけることに慣れっこになっていた。それが埋もれてしまうなんて…コワイコワイ。 夢中になって読み終えた。