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2024年11月の読書メーターまとめ

千本通り
読んだ本
5
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1948ページ
感想・レビュー
5
ナイス
68ナイス

2024年11月に読んだ本
5

2024年11月のお気に入り登録
1

  • 旗本多忙

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • 旗本多忙

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

千本通り
みうらじゅんがこれほどの清張ファンだったとはこの本を読むまで知らなかった。自分では小説も映画も結構読んだり観たりしているつもりだったが、抜け落ちているのがどんな作品かわかって、清張ファンには頭の整理になっていい。もちろん、みうらじゅんファンの期待も裏切らないユーモアあふれる本である。
旗本多忙
2024/11/23 08:34

時折り開いて見ますが、清張好きにはたまらないエピソードなどがあって参考になりますよね。

千本通り
2024/11/23 12:52

柏崎は家から近いのに「不安な演奏」を読んでいなかった。わざわざ柏崎まで脚を運んだみうらじゅんさんのエピソードがまた面白い。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
5

千本通り
もはや二人の作家の名前を知っている人は少なくなってしまったが、一時はお二人ともよくTVに出演していた時代があった。今回のこの作品はともに代表作なのだが、今読むとテンポが遅くて結構だるい。しかし、戸川さんの最後のどんでん返しは今でも驚かされるし、佐賀さんの胸がすくような結末で終わらない作風は逆に新しさを感じる。 なお、末尾の関口苑生氏による解説で戸川の中期大傑作と讃える「赤い爪痕」と、佐賀の集大成的最高傑作と書く「真昼の醜聞」は今では簡単に手に入らない。これも流行作家の宿命か。
旗本多忙
2024/11/30 16:09

知っていますよ。だけど書物は読んでいません(笑)本好きならその昔からの作家も知っているのが当然と言いたいけど、本屋に勤めている今の若い者に、何のたれべえが書いてる、かくかく然々、著書名や著者名を言っても、苗字の字すらわからない店員が多すぎる。書店に勤めるくらいなら、おおよその作家の名前くらいは知っておくべきかと。 いやあ、くだらない事をお書きしました(笑)失礼。

千本通り
2024/11/30 17:06

お亡くなりになりましたが、「苦役列車」の著者西村賢太さんが、書店員が選ぶ本屋大賞のことで「書店員ごときが」と作中の北町貫多を彷彿させるコメントを言われたことがあって、思い出しましたw

が「ナイス!」と言っています。
千本通り
全共闘闘士だった作者は巽に「レーニンさんっ あなたはたしかに偉大かもしれないけど・・・まちがってる!!」と言わせ、北海道遠軽町出身の作者は乾に同じ故郷へ勲章を届けるよう託させる。ある意味、作者の漫画家人生の幕を閉じるにふさわしい最終巻だが、末尾の解説にあの小泉悠氏が控えていた。 今やウクライナ戦争のコメンテーターとして引っ張りだこの小泉氏だが、元々戦争オタクとして雑誌に投稿していたのを見出されて現在の地位に就いた人で、オタクの片りんをみせる魅力的な解説を書いている。
千本通り
2024/11/22 13:08

その最後に「だが、日本と大陸のかかわりは1945年の大日本帝国崩壊まで続く。とするならばやはり、私は安彦ワールドの第二次世界大戦が読みたいのだ。満州国の崩壊、関東軍を蹂躙するソ連機械化部隊、引き揚げの悲劇、それらを安彦ワールドの中で追体験してみたい。その時、一つの環が閉じて、私たちは私たち自身の近代についての新しい語りを得るのではないかと思うのである」と結ぶ。私もこの作品で終わってほしくないという願いを強く抱く一人である。

が「ナイス!」と言っています。
千本通り
みうらじゅんがこれほどの清張ファンだったとはこの本を読むまで知らなかった。自分では小説も映画も結構読んだり観たりしているつもりだったが、抜け落ちているのがどんな作品かわかって、清張ファンには頭の整理になっていい。もちろん、みうらじゅんファンの期待も裏切らないユーモアあふれる本である。
旗本多忙
2024/11/23 08:34

時折り開いて見ますが、清張好きにはたまらないエピソードなどがあって参考になりますよね。

千本通り
2024/11/23 12:52

柏崎は家から近いのに「不安な演奏」を読んでいなかった。わざわざ柏崎まで脚を運んだみうらじゅんさんのエピソードがまた面白い。

が「ナイス!」と言っています。
千本通り
和田教授の心臓移植手術が行われたのが1968年(昭和43年)8月8日で、翌69年新春に渡辺淳一が「小説心臓移植」(後に「白い宴」と改題)と題してフィクションの形で小説化、吉村昭は同じ69年12月にノンフィクションの単行本としてこの本を出した。渡辺の作品では和田教授に該当する重藤教授を悪者、心臓提供者や移植者の家族を犠牲者として描いているが、この作品では「心臓移植手術」そのものをテーマにしていて、書き出しは世界で最初の心臓移植手術を行った南アフリカのバーナード医師の話で、なるべく中立に描こうとしている。
千本通り
2024/11/06 17:44

和田が手術で83日も患者を延命させたのは当時としては驚異的だったが、内科では心臓の4つの弁の一つの弁置換術を頼んだのに、なぜか全ての弁が使い物にならないという判断の下に移植術を施し、手術適応そのものに問題があったり、心臓提供者の死の判定の甘さなど、その後和田は殺人罪などで札幌地検に告発されたが、70年、同地検は嫌疑不十分で不起訴とした。 その後、日本国内では心臓移植がタブー視され、2例目の心臓移植手術が行われたのは、臓器移植法施行後の99年2月のことだった。なお、吉村氏のこの本は未だ絶版のままである。

が「ナイス!」と言っています。
千本通り
本書には10人の論者の論考が収められていて、地域的には植民地朝鮮、満州国、臨時政府、冀東政府、北京、上海、維新政府、抗日の山東根拠地、植民地台湾、そして同盟国タイである。 1「植民地朝鮮における親日派の民族運動ー朴勝彬の自治運動・生活改善運動を中心に」(三ツ井崇) 2「満州国建国工作と金井章次の民族協和論」(森久男) 3「対日協力政権下の日本人顧問、官吏・職員に関する制度的変遷ー「満州国」・中華民国臨時政府・中華民国維新政府について」(小笠原強)
千本通り
2024/11/01 17:53

⇒4「1930年代中華華北における日本の電力開発ー灤河水力発電所建設計画を例に」(広中一成) 5「日中開戦前後の中国将来構想ー張鳴の「五族解放」「大漢国」論(関智英) 6「日本占領下華北における欧米キリスト教会と新民会の相克」(菊地俊介) 7「維新政府の対日交流ー中小学教員訪日視察団の見たもの」(三好章) 8「山東抗日根拠地における通貨政策」(馬場毅) 9「台湾文化人における「抗日戦争」」(黄英哲) 10「日本の宣伝活動への対応にみるタイ政府の自主・従属・抵抗」(加納寛)

千本通り
2024/11/01 17:53

⇒1の朴勝彬や5の張鳴、9の台湾文化人である楊基振、呉新栄、陳蕙貞らはもっと研究されていい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/06/15(2000日経過)
記録初日
2019/07/06(1979日経過)
読んだ本
404冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
105540ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
404件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
現住所
新潟県
自己紹介

夜12時を過ぎると何をしても寝落ちする。そして一度は眠るのだが、夜中に目を覚まして続きをしようと試みるがやはり寝落ちする。1日30ページ以上読める日は稀になってしまった。

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