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2024年5月の読書メーターまとめ

読書一郎
読んだ本
8
読んだページ
2163ページ
感想・レビュー
7
ナイス
164ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

読書一郎
「小市民」シリーズ完結編です。小鳩君が轢き逃げにあう、というショッキングな出だし。病室のベッドで、小鳩君は昔かかわった事件のことを思い出します。小山内さんとどうやって知り合ったのか。なぜ「互恵関係」を結んだのか。なぜ「小市民」を目指しているのか。これまで語られてこなかったエピソードをたどっているうちに、事件は意外な結末を迎えます。これでおしまいなんでしょうね…大学生になった二人の活躍もぜひ読みたいのですが、美しいラストは、シリーズの完結を告げているかのようでした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

読書一郎
かつては日本の村落でよく耳にした(らしい)「キツネに化かされた」話。著者によると、1965年を境に、そういう話をめっきりなくなったそうです。文明が進歩し、教育がかわり、村落共同体がなくなり、何より日本人の自然観、歴史観がかわった、と。よく論じられるテーマだと思うのですが(本書でも引用されるベルクソンのほか、岡本太郎、中沢新一、京極夏彦の「妖怪」などを思い出しました)読んでいて「地に足がついている」印象を持ちました。群馬の山村にも長く暮らしているという、著者・内山さんのお人柄のせいかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
読書一郎
あやしげなカルト集団の合宿に参加した主人公。参加者何人かでそこを逃げ出す。迷い込んだ森の中で、仲間たちが一人、また一人と首を切られて殺されてゆく…いかにも澤村さん、という趣味の悪ーい話でした笑。ホラーと本格ミステリを絶妙のバランスで融合させてバッドエンドに着地させる、という作風は余人に代えがたく、貴重な才能だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
読書一郎
「小市民」シリーズ完結を期に再読。(結局シリーズ全話読み直してしまいました…)新刊の時に読んでいるはずなのですが「瓜野君がちょっとかわいそう」という以外に覚えておらず、楽しめました。本書エピローグのわずか3ヶ月後に『冬期限定〜』の事件が起こるのですね。本書の刊行は2009年。15年ぶりのシリーズ完結が感慨深いです。
が「ナイス!」と言っています。
読書一郎
シリーズ完結を期に再読。15年ぶり?くらいでしょうか。夏休みのスイーツめぐりの話がどんどん不穏な方向に進み、ビターな結末を迎えます。米沢さんの描く高校生たちは、こまっしゃくれてハードボイルドで格好いいですね。
が「ナイス!」と言っています。
読書一郎
シリーズ完結を期に再読。作者も、登場人物も、みな若いです。まだスマホではなく携帯を使っていますね。
が「ナイス!」と言っています。
読書一郎
「小市民」シリーズ完結編です。小鳩君が轢き逃げにあう、というショッキングな出だし。病室のベッドで、小鳩君は昔かかわった事件のことを思い出します。小山内さんとどうやって知り合ったのか。なぜ「互恵関係」を結んだのか。なぜ「小市民」を目指しているのか。これまで語られてこなかったエピソードをたどっているうちに、事件は意外な結末を迎えます。これでおしまいなんでしょうね…大学生になった二人の活躍もぜひ読みたいのですが、美しいラストは、シリーズの完結を告げているかのようでした。
が「ナイス!」と言っています。
読書一郎
「ベストセラーから日本社会のエートスの変遷をたどる」ような本でした。最後は「これからは資本主義を半分降りよう」という提言になります。議論の流れや事実認識の誤りや視野の狭さに不満は(かなり)ありますが、若い著者がこういう本をものにする志は評価したいです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/18(1806日経過)
記録初日
2019/07/23(1801日経過)
読んだ本
396冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
119998ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
320件(投稿率80.8%)
本棚
4棚
性別
年齢
55歳
血液型
AB型
外部サイト
自己紹介

50代の会社員です。埼玉県在住、もっぱら通勤電車で読んでおります。

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