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2024年10月の読書メーターまとめ

ma25
読んだ本
8
読んだページ
2140ページ
感想・レビュー
5
ナイス
112ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ma25
ネタバレ3,400万円を残し、尼崎で孤独死した高齢の女性。遺品に生活の痕跡は少なく、人との交流を避けるように生きていた。女性はいったい誰なのか、なぜひっそりと暮らしていたのか。記者2人が死者の人生を追った記録。一気に読まずにはいられなかった。徐々に明らかになる女性の人生の、変わり行く様に心がぐらぐらする。自分が生きていたことを、きっと、どこかで誰かは知ってくれている。記者の仕事のやり方、考え方なども知ることができた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

ma25
ネタバレ26歳・女性の主人公のヨシカが、妄想から解き放たれて、恋愛に向き合うまでの物語。中学生時代の片想いの相手・イチと、職場で思いを寄せられている相手・ニのふたりの対比を軸に物語は描かれる。繰り広げられる会話に、ヨシカが突っ込みを入れるのだか、この突っ込みが秀逸。綿矢りささんと友達になったらとても楽しそうである。辻村先生の傲慢と善良を、より局部的にフォーカスしていたようにも感じる。妄想の恋愛から抜け出して、やっと現実をみていく様を泥臭く描いている。とてもよい作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
ma25
ネタバレ3,400万円を残し、尼崎で孤独死した高齢の女性。遺品に生活の痕跡は少なく、人との交流を避けるように生きていた。女性はいったい誰なのか、なぜひっそりと暮らしていたのか。記者2人が死者の人生を追った記録。一気に読まずにはいられなかった。徐々に明らかになる女性の人生の、変わり行く様に心がぐらぐらする。自分が生きていたことを、きっと、どこかで誰かは知ってくれている。記者の仕事のやり方、考え方なども知ることができた。
が「ナイス!」と言っています。
ma25
ネタバレDeloitteで12年間コンサルティングに従事、現在は2社(生成AIに関するコンサル、Webメディアを中心としたコンサル)を経営する安達裕哉氏が、思考の質を良くする法則と思考法について説いた本。「読み返さなくて良い本」を目指した、と序論で語られており、読み手の役に立とうとしている気概を感じた。例が簡単なので、非常にわかりやすい。特に思考法のパートが役立った。言葉や由来を改めて確認している。また、事実と意見を分けることは、文章では意識していたが、話すときにはできていなかった点にも気付いた。
が「ナイス!」と言っています。
ma25
ネタバレ夫が失踪し、家業の銭湯を休業していたが、一人で再開させた主人公・かなえ。組合に紹介された男・掘を一時的に住み込みで雇うことになる。また、友人の勧めで夫の行方もさがし始め、自分や現実と向きあい、生きていく物語。「人をわかるって何」という問いが深くて重い。人を完全にわかるということは決してない。それでも、儚い人生の中で、人をわかろうとすること、人にわかってもらおうとするその努力が、日常を作っていくんだと思った。最後のシーンは希望だと受けとりたい。
が「ナイス!」と言っています。
ma25
後半にかけて、面白くなっていった。放送部の青春ものかと思いきや、全く違う。自分が見たいものだけ見て切り取ってないか、伝えるとはなにか、立ち止まって考えようというメッセージのように感じた。高校生でここまで話し合いができていたら、良い社会人になれそう。こんな議論が出きる学生ではなかったな、と省みた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/06(1927日経過)
記録初日
2019/07/02(1962日経過)
読んだ本
277冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
82477ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
70件(投稿率25.3%)
本棚
0棚
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