読書メーター KADOKAWA Group

2024年9月の読書メーターまとめ

Caracal
読んだ本
19
読んだページ
7637ページ
感想・レビュー
6
ナイス
39ナイス

2024年9月に読んだ本
19

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Caracal
警部と名乗る男の出現により上流社会一家の醜さが浮き彫りにされる。この正体不明な男の誘導質問によって裕福な人々の傲慢さや自己中の態度が不安な気持ちへと押しやられていくさまが痛快。謎解きが終わったのかと思いきや、なんと!!!舞台で観劇できたらさぞ楽しいだろうな~。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
6

Caracal
『「時代の空気」を記録した』の文言に惹かれたこと、そして恥ずかしながら知らない作家さんの作品との出会いを期待して読んでみる。それぞれの作品に個性が溢れていて余韻が残る読後感。「コンビニ人間」著者、村田氏の「おろか」の最後は身震いを覚えるほどの衝撃。蓮實氏の「午後の朝鮮薊」は文体がやわらかく奇抜な性的描写もにんまりとしてしまるようなさらり感があって素敵。これらの作家さんの他の作品も手に取ってみよう。
が「ナイス!」と言っています。
Caracal
実在のモデルが存在することとなると、あ~、これはこの人がモデルだな、これはこちらか、などと想像力が膨らんでゆき、断然読書欲が増してくる。本業が経済記者となると記事では書くことができない裏事情をたくさんご存知なのでしょう。そして、覆面作家としてこのような作品の執筆に至ったのでしょうが、作中のモデルとなった人物の立場としては怒髪天を衝くこともあるかと思うと少し微妙。
が「ナイス!」と言っています。
Caracal
警部と名乗る男の出現により上流社会一家の醜さが浮き彫りにされる。この正体不明な男の誘導質問によって裕福な人々の傲慢さや自己中の態度が不安な気持ちへと押しやられていくさまが痛快。謎解きが終わったのかと思いきや、なんと!!!舞台で観劇できたらさぞ楽しいだろうな~。
が「ナイス!」と言っています。
Caracal
まさにサブタイトルにある通り美女によって恋に落ちてしまった男たちに関する奇譚な物語。美女というものに捕らわれてしまうと心は金縛りにあったようになんとも恐ろしいことになるものだ。初めての作家さんだが、なかなかおもしろかった。「死霊の恋」では聖職者としての厳しい生活が書かれているが、人間が本来持っている欲というものをこれほどまでにして捨て去るってことは人間でなくなってしまうかも~とふと思ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
Caracal
「イワンのばか」は何度読んでも好きだな~。最初は小学生のころで子供向けのものだったけれど、イワンに対するすくぐったいような暖かな気持ちは変わらない。トルストイ作品の多くは読んでいるうちに眉間に皺が寄ってくるが、「イワンのばか」は読了後に「ふふ~ん」という言葉がでてくる満足感。
が「ナイス!」と言っています。
Caracal
モーパッサンの短編は、少ないページの中に濃厚な人間臭さが充満していて、最後にオチがあるところが魅力的だ。「首かざり」は衝撃的で最も余韻が残る。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/18(1902日経過)
記録初日
2019/04/30(2012日経過)
読んだ本
1353冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
459510ページ(1日平均228ページ)
感想・レビュー
652件(投稿率48.2%)
本棚
24棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう