面白い。なんてことは、言うまでもない小説です。 毎日新聞で連載が始まったのが2001年7月1日とのこと。 自分の性格の問題か、20年前と今の世間が変わったからか、エンタメとしてめっちゃ面白いけど、納得はいかないなぁ。と思ってしまいました。 小説の世界だからこそ、現実離れしたお話を楽しむのも１つの醍醐味。 そう考えても、私は白石さんの言動が怖い。 主人公も賢いという設定の割に愚か。 このモヤモヤ、読書会で語りたくなる小説でした。

幸せそうに見えるあの人も。順風に生活していそうなあの人も。実は何かを抱えているのかもしれない。 車を走らせるとハプニングが起こる。同乗者との会話も深くなる。 表題作だけでなく、他2作も車や旅行が好きにオススメしたい小説です。 「ロケバスアリア」を読んで。 コロナも落ち着き、街に活気が溢れる昨今。 コロナが発生し出した頃を思い出すとゾッとしますね。 50年もすれば「三密」「グータッチ」などの言葉に注釈が付くんじゃないかな？とふと思ったりしました。

小学館国語辞典編集部ホームページ「Web日本語」に掲載したエッセイを本にしたそうです。 日本人でも子どもの頃、日本語に関して「何でそうなる？」と思ったことはありませんか？ 英語や独語、仏語などなど。いろんな言語を知って、その国々の言葉で「何でそうなる？」と思ったこともありませんか？ そういった話が多いのかな？と思ったのですが、批判めいた内容も多く、読むのがちょっとしんどい部分もあります。 ps.著者さんが「アンクル・リーマス」を和訳してくださらないかと期待しています！

鉄道をテーマに、苦難から前向きになる系の短編小説。 タイトルに合わせて、電車旅や通勤電車のお供に読みました。 苦難の部分がグッと重いお話もありますが、どれも好きなお話でした。 あやうく涙腺がウルッとくるお話もありますので、電車内で読むのはオススメしません(笑) 大阪環状線、Tから始まる駅名が6駅もあることに気付かされました。

琵琶湖近辺の話かと思ったら、話が広がる広がる。 話のテンポも良く、一気読みでした。 世の中いろんな女性がおり、佳代さんの思考も理解できなくはないけれど...。 振り切ったね〜(笑) 個人的には、ここまで書いたんなら、逮捕劇とその後も読んでみたいと思いました。 映画館で見るのは...気まずいね〜(笑)

面白い。なんてことは、言うまでもない小説です。 毎日新聞で連載が始まったのが2001年7月1日とのこと。 自分の性格の問題か、20年前と今の世間が変わったからか、エンタメとしてめっちゃ面白いけど、納得はいかないなぁ。と思ってしまいました。 小説の世界だからこそ、現実離れしたお話を楽しむのも１つの醍醐味。 そう考えても、私は白石さんの言動が怖い。 主人公も賢いという設定の割に愚か。 このモヤモヤ、読書会で語りたくなる小説でした。

死後、物になれる。 身動きできるわけでもなく、所有者に助言することもできない。それでも何かになれるとしたら。 マグカップにリップクリーム、はたまた公園のジャングルジム。 亡くなった人が物になった11話。全てのお話がハッピーエンドというわけではないけれど。 自分が憑依(?)する物の選定理由だとか。物になってからのお話とか。人を思う気持ちが詰まった素敵な小説でした。 この小説では、物になった代償とか、そんな話はないけれど。私だったら、何にもならないかな。静かに成仏します(笑)

一言で説明するなら「おじゃる丸小説」。 個性豊かなキャラクターたち。可愛くってちょっと抜けてる鬼たち。ワガママで面倒で強引に話が進む感じ。 単行本や文庫本は大人が読むもの。 本好きな子ども向けに、青い鳥文庫や岩波少年文庫があるんだ。と思っていました。 挿絵を入れたりして、小さな子どもも楽しめるよに展開してほしい文庫本って、案外多いですね。