ネタバレ文章の、言葉の、一つ一つが刺さる。未来が怖い。『分かっている。分かっているのに、立ちすくむばかり。』介護問題・年金生活・家族の呪い。分かっているのに、何もできない。私達は未来を見ないようにして今を楽しむキリギリスだ。最近、ある若者が放った言葉が思い出される。『俺らの給料で親を養うなんて無理がある。どこかの国では安楽死が認められてるらしいけどな』あー、怖い❗怖い❗安全地帯にいる皆様、大多数の日本国民の現実が見えてますかぁ？なんだかめちゃくちゃ恐ろしい本だった。そして、多くの人に読んでもらいたい本でもある。

ネタバレ人知れず静かに佇む美しく青い湖。そしてブルー。確かに彼は殺人鬼。しかし愛に飢えた優しき少年でもあった。子供は親を選べない。生まれ落ちたその場所が彼の生きる世界。善も悪もその小さな世界が全て。ブルーの悲しい最期に胸が締め付けられた。せめて、彼の心の言葉を、誰かしっかりと聞いてあげて欲しかった。子供の虐待や貧困・外国人労働者問題等、社会の裏で生きづらさに喘いでいる人に焦点を当てた社会派小説。

ネタバレ文章の、言葉の、一つ一つが刺さる。未来が怖い。『分かっている。分かっているのに、立ちすくむばかり。』介護問題・年金生活・家族の呪い。分かっているのに、何もできない。私達は未来を見ないようにして今を楽しむキリギリスだ。最近、ある若者が放った言葉が思い出される。『俺らの給料で親を養うなんて無理がある。どこかの国では安楽死が認められてるらしいけどな』あー、怖い❗怖い❗安全地帯にいる皆様、大多数の日本国民の現実が見えてますかぁ？なんだかめちゃくちゃ恐ろしい本だった。そして、多くの人に読んでもらいたい本でもある。

ネタバレ隣室から聞こえる不気味な音。人体解体としか思えないような音。怖い。隣人の無表情がまた怖い。まさか、ただのシリアルキラーでは終わるまいと思っていたが、やはり、意外な真犯人で着地。わりと軽めのどんでん返しだったが面白かった。社会からはじかれた人達の生きづらさが軸。殺しの動機だけは理解に苦しむ。