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2024年5月の読書メーターまとめ

ぴーとろ
読んだ本
12
読んだページ
3544ページ
感想・レビュー
12
ナイス
96ナイス

2024年5月に読んだ本
12

2024年5月のお気に入り登録
1

  • いなばさくら

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぴーとろ
ネタバレ沢崎弓江が犯人。面白さは普通。事件の犯人の刑が軽く裁かれていない人を、被害者家族が交換殺人で殺している。その人たちが一同にホテルに会するため、次の事件を防ごうという趣旨で物語が展開される。しかし、事実は異なる。被害者家族はファントムの会というサークルで、心情の吐露や、犯人の現状などの情報交換を行っていた。参加者の沢崎は精神喪失状態で人を殺した過去があり、参加するうちに刑が軽かった犯人たちを殺害することが使命と感じ殺人を行い、自身が裁かれなかったことに対し、自身の自殺によってすべての幕を閉じようとする。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
12

ぴーとろ
ネタバレ家出?をして各地でバイトをし、百万円が溜まったら別の場所に移動する21歳の女性の物語。海の家でのバイトでは距離感の近いチャラ男に嫌気がさし、次の農園では田舎特有の距離の近さ押しつけがましさに嫌気がさし、最後のホームセンターでは相性良く付き合った男性とお互い言いたいことを言えずに別れてしまう。家出も家族関係や友人?との距離感の違いが原因となるものであり、現代社会を生きるうえでの人付き合いの難しさが描かれている。距離を詰められると居心地が悪く感じる点はとても共感してしまった。
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ぴーとろ
え?なんの話?と思いながら読んでいたが1/3ほどで脱落。ラランドおよび、ニシダは好きだったので図書館で予約して楽しみに数カ月待って読んだが、冒頭の感想に至る。「不器用で ネタバレ」で検索したときにあらすじが表示されたが「鬱屈した日常を送るすべての人に突き刺さる、ラランド・ニシダの初小説!」という見出しを見て、なるほどいまの自分には合わないなと感じてしまった。いわゆる真面目風クズの人間的な醜さや鬱屈とした気持ち悪さが描かれていて、合わなかった。ただ、文体も読みやすいので、合う人には合うだろうなと思う。
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ぴーとろ
全然おもんなかった。最初からずっと面白くなかったけど、半分読んで限界がきた。自分はこの本はこういう主題というのがうたわれてない作品は苦手だな。なんとも言えない恋愛の様子が続いていて、多分色んな悩みがあるんだけど事件も起きずフワフワしてと苦手な作品だった。妹が迫って来たからといって大人の関係になるのもよくわからないし...、いやー自分には合わなかったな。億男と世界から猫が消えたならが傑作すぎたので期待して読んだがこれは無理だった。恋愛とかそういうのが好きな人は好き...なのか。
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ぴーとろ
ネタバレファンタジーが受け入れられないが、下巻も借りていたので読むか...と思ったら面白くて止まらない。連続殺人犯かつ、元少年Xで主人公の愛衣の母を殺したのは袴田(副)院長。主人公は第4のレイス(睡眠が続く病気)の入院患者であり、主人公視点の話は現実に見えてもすべて精神世界の話。特別室入院の袴田はただの事故。愛衣の父親も袴田、もといクサナギレントに殺されている。クサナギは虐待を受けており、愛衣は精神世界ですべてを知り、精神科医として赦す決断をした。ムゲンのiは無限の愛。愛衣と刑事の話の食い違いからの展開がアツい。
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ぴーとろ
ネタバレ億男と同じ作者の本。面白い。夢をかなえるゾウを想起させる軽い文体。明日ガンで死ぬことになった主人公に対し、悪魔が1つ何かを消すことで1日生き延びさせることを提案する。電話、映画、時計。失って初めて気がつく大切なものや人、改めて考えるともう一度やりたかったことなどに主人公が気づく。タイトルの「世界から猫が消えたなら」とあるが、主人公は猫が消えることを選ばず自分の死を受け入れる。最後に確執のあった父に手紙を書き直接渡しに会いに行く。この物語自体が遺書である。本を読んで最近会っていない両親に会わないとなと思う。
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ぴーとろ
ネタバレ初見では酷評してしまったが、同日に下巻を読んでからククルのファンタジー部分を飛ばして読み直すと面白すぎた。犯人と思われた久米は殺人犯ではなく、佐竹は自殺だった。佐竹は久米を精神的に支配していたが、久米が環に再会したことで自信を取り戻し佐竹に別れを告げる。元々精神が不安定だった佐竹は久米に罪をなすりつけるように自殺。下巻で明かされるが、この自殺も袴田がマインド・コントロールで自殺に仕向けている。久米も一旦は無罪になるが、袴田が殺害した愛衣の父親を環の殺人に見せかけたことで、久米が罪をかぶるかたちで自供する。
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ぴーとろ
今回は詐欺師系の話。エストロゲンで若返りをさせる整体師や、奇跡を起こして、教会で信者を集める覚醒剤常習者の話が載っている。ガダラの豚を読んだ時も思ったが、人間は何か自分に精神的な問題があるときに、自信を持った他人から言い切りをされると信じてしまうものなのだろうか。実体験を持って何かが向上したり、論理的に正しい場合は自分はすぐ信じてしまうが、聖痕が出てきたり人が宙に浮いたり(これはガダラの豚の話)でなぜ盲目的に信じてしまうのかは不思議に思う。藁にもすがるのは良いが、科学を否定するようなのはよくない。
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ぴーとろ
ネタバレ沢崎弓江が犯人。面白さは普通。事件の犯人の刑が軽く裁かれていない人を、被害者家族が交換殺人で殺している。その人たちが一同にホテルに会するため、次の事件を防ごうという趣旨で物語が展開される。しかし、事実は異なる。被害者家族はファントムの会というサークルで、心情の吐露や、犯人の現状などの情報交換を行っていた。参加者の沢崎は精神喪失状態で人を殺した過去があり、参加するうちに刑が軽かった犯人たちを殺害することが使命と感じ殺人を行い、自身が裁かれなかったことに対し、自身の自殺によってすべての幕を閉じようとする。
が「ナイス!」と言っています。
ぴーとろ
なんだこれ。起伏がなく全然面白くない...。昭和40年代の刑事のオムニバス形式の話。自白というタイトルから、被疑者に事件の自白をどう引き出すのか?を期待して読む。最初の自白が実は嘘で、それにいたる複雑な謎があって...という展開を期待したら、1話ずつがバラバラですぐ終わる。自白を引き出すのも、昭和的なまくし立てや、ごはんなど、え?微妙じゃね?というものが多い。サクッと読むにも文体が何か読みづらく、主人公に感情移入もできず、物語に起伏もあまりないため読み終わるためだけの読書だった。なんだこれ?
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ぴーとろ
ネタバレ作者の筆が乗ってごちゃついたパターンか。上巻からの続きで法事編に入る。引き続き主人公の一華が殺人に狙われるが探偵が未然に防いで一華が気づいていない展開が続く。事故に見せかけて殺害の観点から、トリックをちょっとしたミスでの殺害にしているためにドタバタ感が否めない。上下巻で13件の殺人未遂があるが下巻だけで10件。しかも数ページの中で3-4件ほど続いていたり、敵側の不思議なカリスマ性に惹かれて殺人に協力する人が多数出てきたりでなんか微妙だった。もうすこしどっしりめのほうが自分にとっては好みかな。
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ぴーとろ
ネタバレ面白い。5兆円の資産を持つお嬢様の一華とその世話役の橋田を狙う財産目当ての叔父叔母が、主人公たちの命を狙う。のだが、橋田に雇われた探偵が事件が起こる前に解決するために一華には少し変わった程度の日常しか訪れないという作品。探偵は解決するためにでなく、なにも起きないためにいるというこれまでに(おそらく)ないミステリーの体型。オムニバス形式で色んな人が一華の命を狙うのに、結局何も発生しないのはなかなか面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ぴーとろ
ネタバレやはり面白い。知念実希人の医療ものシリーズの中で、精神病について扱った作品。主人公の弓削凛は精神病医の影山の助手。精神病の引き出しがすごい。典型的な精神病のふりをす詐称。子を殺してしまい、罪の意識に耐えきれずあえて詐称のふりをして罪を重くする母。精神病院に通わせるために、弟が精神病を病んだと思わせて自傷する姉。被害者側があえて被疑者を精神病と鑑定させて、社会復帰したあと自分の手で復讐を遂げようとする父。多重人格の1人格を精神病治療で苦しめるためにあえてストレス状態におく女性。作者の守備範囲が広すぎる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/09/26(1736日経過)
記録初日
2017/06/26(2558日経過)
読んだ本
195冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
59904ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
140件(投稿率71.8%)
本棚
4棚
性別
職業
IT関係
自己紹介

主にミステリー系の小説が好きです。
月0冊〜15冊程度と波があります。
本の内容と読後の感情を思い出すための自分用の感想なので、悪いことも忖度なしに書いています。

<年間ベスト>
2024:流星の絆
2023:(なし)
2022:(なし)
2021:往復書簡
2020:ルビンの壺が割れた
2019:本日はお日柄もよく

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