ところでこの本、おもしろいのが、本書執筆中の日記が収録されていることで、筆者の並々ならぬ熱意が感じられる。
古いものこそ強固にわたしたちを規定している、ということをいま一度思い起こしておきたいね。
だから何度もページを繰りたくなる。パスカル・キニャールを読むのは何年ぶりだろうか。『舌の先まで出かかった名前』 と『辺境の館』は楽しく読んだ記憶がある。再読したいな。
いつからわたしたちはつかむこと、強く握ることに必死になるようになってしまったのか。あたまがいいよりもからだがよくありたいと思う。
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ところでこの本、おもしろいのが、本書執筆中の日記が収録されていることで、筆者の並々ならぬ熱意が感じられる。