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2025年1月の読書メーターまとめ

manatee
読んだ本
7
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2015ページ
感想・レビュー
3
ナイス
73ナイス

2025年1月に読んだ本
7

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

manatee
「地位も名誉も金銭も、それが単独で人間を幸福にしてくれるわけじゃない。人間はね、一人で幸福になれる生き物ではないんだよ」京都で大学病院に勤務し、最先端医療の研究をしていた雄町は妹の死を期に甥を引き取り、ライフワークバランスを取るため、地域の小病院へ移る。将来を嘱望された医師の決断は、残念がる人もいたり、見限る人もいたりと様々だ。彼が向き合う医療行為とは、老いていく人間と病で早く終わりを迎える人の見送り方の違いとは。決してはっきりとした正解のない世界で奮闘する雄町の姿に私までの勇気付けられる。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

manatee
「地位も名誉も金銭も、それが単独で人間を幸福にしてくれるわけじゃない。人間はね、一人で幸福になれる生き物ではないんだよ」京都で大学病院に勤務し、最先端医療の研究をしていた雄町は妹の死を期に甥を引き取り、ライフワークバランスを取るため、地域の小病院へ移る。将来を嘱望された医師の決断は、残念がる人もいたり、見限る人もいたりと様々だ。彼が向き合う医療行為とは、老いていく人間と病で早く終わりを迎える人の見送り方の違いとは。決してはっきりとした正解のない世界で奮闘する雄町の姿に私までの勇気付けられる。
が「ナイス!」と言っています。
manatee
「私の人生は、最後まで私が支配するの。誰にも縛らせたりしない」「自分を見下げて、自分の人生をひとに明け渡し続けた痛み。」幼い頃に母に捨てられた千鶴が、ラジオへの夏の思い出投稿をきっかけに再会する。突然いなくなってしまった母親とそれを憎む人間に囲まれて行きた彼女は、自分の人生に起きた不幸を母親から捨てられたせいだと考えていた。軽度の認知症から段々と悪化していく様子はとてもリアルで、自分の経験と重ねてまた胸が痛んだ。認知症は、深い海に沈めた記憶を掬うように生きているんだ。
が「ナイス!」と言っています。
manatee
ネタバレ冤罪がテーマの法廷ミステリー。親子二代で冤罪となった日高英之が、叔父の殺人事件の容疑をかけられ、自ら撒き餌となり裁判を行う。そこで明らかになる暴力や恫喝。彼は父親も同じ目にあったのか、と冤罪をはらす決意を新たにする。警察の捜査の杜撰さや印象操作を明るみにしていき、彼自身は棄却されたため晴れて自由の身となったが、彼にはやらなければいけないことがあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/11/24(1913日経過)
記録初日
2012/01/30(4768日経過)
読んだ本
561冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
170101ページ(1日平均35ページ)
感想・レビュー
220件(投稿率39.2%)
本棚
0棚
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