読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ジャ読メヴュ
読んだ本
20
読んだページ
6696ページ
感想・レビュー
20
ナイス
118ナイス

2024年10月に読んだ本
20

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • nonpono

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ジャ読メヴュ
ネタバレ鷄を捌くことをなりわいにされている方もいるわけで、、、こういうところ引っかかりません?終盤どんでん返しのオンパレードに辟易し、サイコパスはミステリーでもなくホラーだよな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
20

ジャ読メヴュ
帯に下手なTVドラマより心に残るセリフ…ってあるけどドラマ脚本原作と小説ってお仲間だよね。いったいどこまで嫌いになれば、私はこの男に会いたくないと思えるのだろうか。会いたいのを必死に我慢するのと、会いたくなくなるまで相手と会い続けるのでは、いったいどちらが、夫や家族をより裏切っていることになるのだろうか→吉田修一構文
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
佐方貞人が、おもてからうらからわきから出てきて面白かった。中でも広島弁対決の恩を返すがよかった。貸し借りがない人間なんて、世の中おらんじゃろ232p 自分は親父から、形がないものを貰いました450p
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
枯れてもなくなっても人味が染みる小説、「かたちのないご自分を見てほしかったんじゃないでしょうか」/生きてる限り、どんな広い部屋に住もうとも、土に還るまでのあいだの仮住まいだ:かたちないもの/この小さな町で、人の善意や悪意に等しく頭を下げながら暮らしている女を思った。:海鳥の行方/「なにも要らなくなっちゃったんです」:起終点駅/「ひとがそれぞれの想いを守り合うと、もめごとなんかおきないの。…」:たたかいにやぶれて咲けよ/生きて楽しんでなんぼ。生きてる人間が一番怖いし面白いの:潮風の家
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
小樽のような架空の街で父親の足跡を追う話し、道警ミステリーとはガラッと異なり、野心作の「家族ミステリー」とあるがなんかもの足りない。携帯が出てくるから現代なんだろうけど、レトロというか古くさいというか…
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
2016年の5月、東大生の強制わいせつの事件がもとなんだけどそのノベライズではなく「いやな気分といやな感情」を探る創作小説とWikiにある。体験や事実を虚構・物語りと被せて小説にする筆者ならでは展開で、親指の第一関節の収まらないボリュームだけれども一気読みだった。作者が執筆のきっかけになったという、ある加害者の「彼女たちは頭が悪いから見下していた」という証言がずっとこびりついたまま読み終えた。
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
主人公、ひと呼んでミツコの学生から文筆業になっている。あとがきによると処女3部作の完結編らしい。高校数学の集合やら生物のRNAやらヤスパースやサルトルやら映画監督の何某とか…もう具だくさん。「気温十五度程度で、消防車の音が遠くに聞こえて、 小雨がふっているときの、 沈丁花」を嗅ぐ。 その匂いは現在の年齢や職業や暮らしをすべて忘れさせ、 いつか、その光景を想ったころの私にさせる。156p 「私は涙がとまらなかった」? なんとまあ軽薄な表現。次の 「悔恨と寂寥」 で軽薄の上塗り。トルツメ。270p
ジャ読メヴュ
ネタバレ帯に度肝を抜く大どんでん返し驚愕の結末!登場人物それぞれ一家言持っている。終章まで読んで、えっ?となり序章と写真やら骨やらのところを読み直した。解説によると削りからかした文章とある。「ここテストに出るとこですよ」的な思わせぶりな匂いがないミステリーだと思った。…まだ若いし、いろんな選択があるのも分かります。でもね、身軽って怖いんですよ。縛りのない生活の怖さ、分かりますか。拠り所も束縛もなくなった人間って、明日も要らなくなっちゃうんだ。243p
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
デビュー作含めた初期作品集、職業小説、ごつい性愛表現。解説に「それでも人は生きていく」ではなく「そうして人は生きていく」。「知らない空は書けない」「知らない人は書けない」とあり納得。「いいか、失敗したなと思っても、その素振りは絶対に見せちゃいけない。お前が謝ることで楽になったぶん、客は不満を持つんだ。お前の失敗を頭にのせて人前に出なくちゃならん。恥はお前だけのものだ。満足させるんだ。それが技術じゃないのか。技だけじゃ何も作れないぞ。人間相手なんだからな」159p理髪師編
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
相談小説。どれも不思議だけどタクシーで帰ったと思い込んだ話しがふしぎ。 『謎の毒親』は、小さな町でのどかに育った子供の話です。両親の言うことをよく聞き、経済的な苦労をとくにすることもなく、もっさり暮らしていました。ただ、この子供のお父さんには不可解なところがありました。お母さんにも不可解なところがありました。父と母、それぞれに不可解で、そのふしぎさも、父と母とでは質が違ったので、家では、謎の出来事がよくおこりました。→筆者あとがき
ジャ読メヴュ
経典小説 教誨師(きょうかいし)が死刑をひっくり返せるの?? そこは中山七里、期待を裏切りません。一気読みでした。 「如来というのは阿弥陀さまのことですから、阿弥陀さまの寿命は無量であるということです。下の句の不可思議光というのはわたしたちには理解できない光、 つまり閃き・知恵という意味なんでしようね。上の句からの繋つながりで、この光は当然阿弥陀さまの知恵でしようから、 この句全体では阿弥陀さまを拠り所にし、その知恵に従うと表明しているのだと思います」257p
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
この世の中、まだまだ犯罪被害者と少年法が揺れ動いているということですかね。被害者家族と加害者家族が助けあったり本ボスがぶっとんでいたりが本小説のいいところ何でしょう。
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
ネタバレ鷄を捌くことをなりわいにされている方もいるわけで、、、こういうところ引っかかりません?終盤どんでん返しのオンパレードに辟易し、サイコパスはミステリーでもなくホラーだよな。
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
ネタバレなりすまし女vsなりすまし男、なかなかのストーリーだね。タイトルだけ小説のような秀逸さ装って、殺した夫が帰ってくるより少女期の生きざまの方が重すぎだよね。それにしても穂高、無駄に絡みすぎだろ。
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
うーん、釧路してるね。よくある道警ミステリーなんかではなかった。谷地眼小説、壮大すぎる、読み始めに刑事の手帳のように人物・相関図・地名をメモしておけばよかった。「…の霧が晴れれば、今度は違うだれかの視界が曇るんだよ。水になったり水蒸気になったり、いつもどこかで曇り続けるんだ。見えないことを受け入れる度胸も、ときには必要なんだ」139p 「じっくりやるぞ、相手は妖怪だ。見せるな隠すな」260p それな、筆者の小説はこのストリップ小屋の極意がきいている。
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
ネタバレ帯に「5分で読めてあっと驚きわっと泣ける」とある。表題作と人間卒業式がいい。 「私はね、人間を卒業したら小説になる予定なの」…「そうそう、『人間卒業式』 っていうタイトルの短編小説でさ、ジャンルは私小説なの。いわゆる純文学ってやつ? つまりさ、今日の一日みたいにさ、自分が本当に経験したことを一人称で書くタイプの小説なんだよね」259p
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
章のとこに何月何日って書いてあるんですよ。騙されんぞって気合い入れすぎちゃいました。 あなたは、このあと待ち受ける意外な結末の予想がつきますか。ここで一度、本を閉じて、結末を予想してみてください。227p
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
ホテルローヤルにまつわる連作短編集のような作品、ホテルローヤルビギニングのギフトがいい、6000円のみかんかあ! それとミコの母の教え→『いいかミコ、おとうが股をまさぐったら、なんにも言わずに脚開け。それさえあればなんぼでも、うまくいくのが夫婦ってもんだから』
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
1990年頃のデビュー小説、筆者は「昭和の犬」から入ったけどどの作品も生い立ちが色濃く反映されているんだよな わたしは三子。私立薔薇十字女子大英文科在籍中。ひとは、わたしをMITSOUKOと呼ぶMITSOUKO、ゲランの名高い香水。ゲラン社というのは少し前に中森明菜をキャンペーン・ガールに起用して日本でなじみになったフランスの化粧品会社である。その年のCMソングが「DESIRE」である。 ♪ゲラン! ゲラン! ゲラン! バイヤー♪と明菜に猛々しく叫ばせたので宣伝効果は絶大であった。82p →時代を感じる
が「ナイス!」と言っています。
ジャ読メヴュ
ネタバレ総毛立つラストが待つ傑作に食いついたんだけど、楠生と真美の純愛ものなのかねぇ。 生きてるのがやっとの10才の子どもが真美と取り交わす交換殺人を理解するのか、とは思った。
ジャ読メヴュ
ネタバレこの目黒刑事家の幸せファミリー感がどうも古臭くてひょっとしてどんでん返しの伏線なのかって訝しんだくらい。女性の描写がなんかそれらしくないよね。代理ミュンヒハウゼン症候群、はぁ、同情を買うことが生き甲斐、精神疾患に寄せられると切なさから遠ざかっていくのであった。ま、文句たらたらだけど読みやすく面白かったす。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/04(4952日経過)
記録初日
2011/03/26(4991日経過)
読んだ本
469冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
135982ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
459件(投稿率97.9%)
本棚
2棚
性別
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう