あの子に幸せになってほしかった…この最初からラストまで巡り合わせの悪さが不幸をドミノ倒しのように連れて来る。伯母さんが黙ってりゃなあ…唯一の救いは三ツ矢さんに少しずつ言いたいことが言えるようになってることかな。

母親やら姉やら従姉妹やらに会うたび責められてるけど、「大人なんやし」とか「家族やろ」とかほんまに「だから？」って言いたいことばっかり。人それぞれ自分の適正と思う距離でいていいんちゃうかな。自分にもそういう頑なな所があるから職場はみんな仲良くなくていいし仕事して帰ったらいいし幼稚園ちゃうしでもその態度を批判してくる上司や同僚もいて、めんどくさかったなあなどととりとめもなく思うなど。いろんな友達とか恋人とかの定義もふわーっとしていったらいいな。

あの子に幸せになってほしかった…この最初からラストまで巡り合わせの悪さが不幸をドミノ倒しのように連れて来る。伯母さんが黙ってりゃなあ…唯一の救いは三ツ矢さんに少しずつ言いたいことが言えるようになってることかな。

いっしょに映画行く人とか出かける人に気をつかうあまり、ひとりが好きだという深爪さんにめちゃくちゃ共感する。自分も人に気を使いすぎて疲れ果てるのでひとりが好きだ。 あと面倒くさいことの対処法も、ものすごくめんどくさがりなのでわかる。ご両親とのエピソードでちょっと泣きそうに。お母さんと2人の旅行。確かに気まずいっていうか間が持たないなあ。

大好きなキャラのみんなが元気で変わってなくて嬉しい。30年も経つとは…吉田戦車さんがお元気だからまた読めたんだな。久しぶりに本を購入。オールカラー。高いけど価値あり！

だけどね、入院した老夫婦、大家、役所の人、病院の人、色んな勝手な人腹立つ人出てきたけど幸福度で言うとこの吉岡さん夫婦だと思う。「貧乏くじを引かされた」と見る人もいるだろうけどタイトルの通り猫は問答無用に可愛い。だからって近所の親切にしてくれる人に甘えすぎだろと腹は立つ。立つけどわけわからんところにもらわれて行ったかもしれない猫ちゃんをずっと心配して後悔しながら生きるのはつらい。思ってたよりシビアな内容で読みながらこっちも地団駄踏みたくなったけどこんな奇特な人がきっとあちこちで猫ちゃんを救っていると思いたい

年齢がひとつしか変わらなく色々共感。カラオケ、自分で曲探して入力してたなあ。インドア派かと思いきや海外に行ったりジョギングしたりアクティブな面も。「こんなこと言われたら嫌だ」では、自分も気をつけよう。美容院で読む雑誌のエッセイ、いつも楽しみに読んでます、

小ネタが結構ツボって勢いで読了。下ネタも満載だけどそんな不潔な感じもしない。他人にはなかなか薦められないけど　笑

今回も一気読み。ついにデートする間柄になった二人。どーするんだこれ。夏が終わったら帰るんだよね？ 正体がバレたら傷つけてしまう。どうするんだろう。

す、す、好きーーーーー！！やっぱり藤沢周平の時代小説最高。なんというか、こう……品がある。ずっと読んでいられる。自分も制約の多いあの時代に清貧に生きているひとりのような気がしてくる。文四郎が剣が強いのも周りの友達もふくが大人しいだけの少女ではないのもまたよろしい。もっと読みたい。次は何を読もうかな。