ネタバレ題名から美しい庭を想像していたら、深い意味のある庭だった。 とわは母と2人っきりで暮らす盲目の少女で、母からは決して外には出ていけない、人が訪ねて来てもドアを開けてはいけないと言われる。 ある日、10歳の誕生日に写真館で写真を撮ろうと、初めて母がとわを外に連れ出す。 そして、とわの前からいなくなる。 どんなに辛い事があっても、やはり母が名付けてくれた「とわの庭」が一番なのだと。 目が見える私達は、つい花々や木々の外見を見てしまいがちだけど、こんなにも匂いに満ちていたのかと、気づかされました。