ネタバレアクションてんこ盛り！惣一郎vsレラの場面と平九郎が猿橋で戦う場面と最後のボロボロ平九郎vs漣払の場面が特に好き。出せるだけの金で裏稼業の者を雇いくらまし屋を始末させる云々のとこはお祭り騒ぎみたいでなんか笑った。迅十郎の「この世より炙る」ってキメ台詞にシビれた。朱江や大丸の次男など、ぼろ鳶で見かけた名前もちらほら出てきてニヤリ。3年新刊が出ていないので最終巻とはいかずとも第1部完！的なのかな〜と思ったら全然そんなことなかった。九鬼や波門はまた出てきそうだし惣一郎の過去が気になるし……続きはよはよ！！

ネタバレアクションてんこ盛り！惣一郎vsレラの場面と平九郎が猿橋で戦う場面と最後のボロボロ平九郎vs漣払の場面が特に好き。出せるだけの金で裏稼業の者を雇いくらまし屋を始末させる云々のとこはお祭り騒ぎみたいでなんか笑った。迅十郎の「この世より炙る」ってキメ台詞にシビれた。朱江や大丸の次男など、ぼろ鳶で見かけた名前もちらほら出てきてニヤリ。3年新刊が出ていないので最終巻とはいかずとも第1部完！的なのかな〜と思ったら全然そんなことなかった。九鬼や波門はまた出てきそうだし惣一郎の過去が気になるし……続きはよはよ！！

ネタバレ足利尊氏と楠木正成、互いのクソデカ感情に情緒メチャクチャにされた。「よくぞ選んでくださった」と正成の手を取りながらニコニコする尊氏や、2人で焼き飯を作る場面……その尊さ(オタクスラングというより本来の意味に近い)はニヤニヤを通り越して眩しかった。だからこそ後半でバラバラの道を歩んでゆく展開は本当につらくて……正成を討つことにためらいのある尊氏と、志を為す覚悟を問うため尊氏に一切の容赦をしない正成の戦い。そして正成が最期の瞬間に見た尊氏の笑顔、尊氏が正成の首を抱きながら思い起こした正成の言葉…もうボロ泣き。

ネタバレメインキャラの過去がここまでガッツリ絡んでくるといよいよ終わってしまうのかな……と寂しくなるけど面白かった。吉次(当代)の「あの世から晦ましてください」って言い回しが粋。芝居のシーンは文字だけでも美しさが伝わる。くらまし屋は今後どうなってしまうのだろうと思いつつ次巻へ……。阿久多が初登場時から好きだけど今巻でさらに好きになった。男吏とのやりとりもなんかいい。ヤベー奴だらけの虚だけど、それぞれに信念があるのだろうなあ。九鬼との再戦も楽しみ。あと名探偵瀬兵衛のスピンオフください(笑)。

ネタバレ半右衛門と喜兵衛があまりにも美しい武士の生き様！ってタイプのキャラで清々しかった。半右衛門が城を守り戦う場面や打って出る場面が激アツ。祖父の仇討ちという名目で小太郎を利用する点は頭いいなと思うと同時に人としてどないやねんと思っていたので、本当の仇を打ち明けて仇討ちさせる場面は悲しかったけどよかった。これ以上小太郎をひどい目に遭わせないでくれ！山に帰ろう！と思いながら後半を読み進めたので、最後は納得のいく展開だった。卑怯な振る舞いを命で償った半右衛門の死に様はやはり美しかった。