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2025年12月の読書メーターまとめ

さえもん
読んだ本
3
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903ページ
感想・レビュー
3
ナイス
13ナイス
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2025年12月に読んだ本
3

2025年12月のお気に入られ登録
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2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さえもん
ドストエフスキーの作品では、よく主人公である作家が社交界のような場で自分の作品を朗読する場面が描かれている。なんでこんなことするんだろうと思ってたが、まだまだ声の文化の影響が残っている証左なんだと思った。突っ込みどころもある本だが、声の文化と文字の文化の心性の違いという着眼点は革新的なものだと思う。文字ができてからの人類の急速な変化は、科学ができてからの変化と同等以上のものがある。 小林秀雄の、パイドロスにおいてソクラテスを介しての「文字を獲得したことはそんなに良かったことなのか」との発言が甦ってくる。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
3

さえもん
そもそも宣長は言葉の多義性を認めないなどどこでも言っていない。宣長がやろうとしていることは、「漢意」を排して当時の人々がどういう物語を信じていたかを想像することである。そして、当時の人々の、話している言葉を、日本語とは相性の悪い漢字を使ってなんとか書き表すという苦闘を思い描くことである。そうであるからこそ、宣長は一つの言葉に数年かけて検討したりしたのである。著者はもちろん、上田秋成もそのあたりを理解していない。ちにみに、「やまとだましひ」は、平安時代や鎌倉時代には、今のような使われ方はしていなかった。
が「ナイス!」と言っています。
さえもん
著者は本当にオングの著書をしっかり読んだのだろうか、と思ってしまうほど、先学者に対する批判は稚拙なものである。特にオングに対する批判はその全てが、オングの主張を理解していないことからくる誤解、重箱の隅を突っつくようなものばかりである。柳田の言う、音読と黙読の間に明確な線は引けないという論も、オングの主張となんら齟齬のあるものでもない。著者は、「文字の内面化。書くことの内面化」という現象に全く意を払わない。オングを読むに当たってすごく大事な概念なのに。著者の論はチグハグで最終的に何が言いたいのか分からない。
が「ナイス!」と言っています。
さえもん
ドストエフスキーの作品では、よく主人公である作家が社交界のような場で自分の作品を朗読する場面が描かれている。なんでこんなことするんだろうと思ってたが、まだまだ声の文化の影響が残っている証左なんだと思った。突っ込みどころもある本だが、声の文化と文字の文化の心性の違いという着眼点は革新的なものだと思う。文字ができてからの人類の急速な変化は、科学ができてからの変化と同等以上のものがある。 小林秀雄の、パイドロスにおいてソクラテスを介しての「文字を獲得したことはそんなに良かったことなのか」との発言が甦ってくる。
が「ナイス!」と言っています。

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読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/26(2197日経過)
記録初日
2013/02/03(4745日経過)
読んだ本
330冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
106567ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
140件(投稿率42.4%)
本棚
0棚
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