相楽深行視点の番外編のショートストーリーが３本と、残りの中編は、真響視点で本編の続編。 言われてみれば、たしかに、本編でなんとなく、主役二人の未来が確定したように見えて、これで終わった感はしたものの、問題は何も解決してなくて、三つ子のその先とか描かれてなかったんだなあ。と。 この先、チーム姫神がどうなっていくのか？　とか、続きも気になるし、せっかく魅力的なキャラクターが多い割に、あんまり活躍せずに終わってしまったようで、もったいないといえばもったいない。 スケートのシーンは、アニメで見たかったように思う。

兵士たちは戦いに行ったんじゃない。殺されに行ったんだと思う。相手が機関銃で攻撃してくる中をみんなで突撃なんて、信じられない。そりゃあ、屍累々になるよね。そんな風に殺されていった人たちが気の毒で、そんな指示を出していた当時の指導者に対して、頭にくる。 最初に失敗した時点でやり方を変えればいいのに、同じことを何度も繰り返して、更に死者を増やしていくなんて、あまりにひどい。 与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」という詩は、日露戦争に行った弟のことを歌ったものだったとはじめて知った。

どんな話か全然知らずに読んだけど、非常に面白かった。 主人公の少女の置かれた立場が、ころころと変遷する。人のいない高地でひっそりと育てられた少女が、初めて舞踏会に行き、そこで出会った人々によって、自分の出生の秘密を知る。そんなの忘れて生きようとしても、元いた家に戻ってみれば、いろんな事件が起こっている。 今まで知らなかったことが、だんだん見えてくる。という構成で、次から次へといろんなことに巻き込まれて、どうなることかと、読まされました。続きもすごく楽しみです。

相楽深行視点の番外編のショートストーリーが３本と、残りの中編は、真響視点で本編の続編。 言われてみれば、たしかに、本編でなんとなく、主役二人の未来が確定したように見えて、これで終わった感はしたものの、問題は何も解決してなくて、三つ子のその先とか描かれてなかったんだなあ。と。 この先、チーム姫神がどうなっていくのか？　とか、続きも気になるし、せっかく魅力的なキャラクターが多い割に、あんまり活躍せずに終わってしまったようで、もったいないといえばもったいない。 スケートのシーンは、アニメで見たかったように思う。