読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ふくみみ
読んだ本
7
読んだページ
2429ページ
感想・レビュー
7
ナイス
96ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • かーず

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふくみみ
内定前後の出来る人いい人に見せなきゃでもでもむーりーな気持ちを思い出して辛くなった。あと自分も就職氷河期の淵くらいにはいたので大変さはわかりつつ、でも急に仲間を落とせと言ってくる会社に自分だったら入りたいだろうかと思ってしまう。落とすつもりの相手にはぞんざいに扱うけど入れるつもりだったらこうはしないのでは?と。スピラリンクスやな会社だなと思ったので一人入った人にも幸せなんだろうかと思ったし真犯人迷惑なやっちゃな。 確かに人を単純に決めつけてはいけないなと思うけど乱暴な振る舞いの人はやっぱ用心しちゃうなぁ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

ふくみみ
おちかの出産と富次郎が自分の気持ちに向き合う巻。「自在の筆」以外は人を守る人ならぬものとの物語。 青瓜不動…当時の価値観で見捨てられた女たちのシェルターを作った女性の奇跡が三島屋と縁を結ぶ。 だんだん人形…悪代官に蹂躙された村から生還した人々と無念を希望に変えた土人形の行く末。 自在の筆…怪談であるパターンながら祟りが半端ない。 針雨の里…読み進めても語り手が懸念する嫌悪感のある展開はないと思って最後までそうではあったけど展開に驚いた。 富次郎の描きたい想いは宮部先生の書きたい思いと重なって見える。
が「ナイス!」と言っています。
ふくみみ
「虎に翼」で知りましたがどうすれば良かったのかと思いながら読んだ。敗戦に至る具体的な論拠がありながらそれが顧みられずに終わったのは日本により良い集合知を得るための議論する仕組みがないからか。戦争をするにしても論拠のここに穴があるからこうすれば勝てるといえばさらにそこに反論していけばいいが、無視されてはどうしようもない。研究所の所員を二つに分けて戦争する、しないでディベートしても納得してもらえないのかな。また、戦争を避けるとこれだけのメリットがあるというポジティブな選択肢を与えることも出来ないだろうか。
ふくみみ
2024/10/24 12:45

その点で敗戦必至のレポートは出してもだからどうするかは我々の仕事ではないですよ、というのは良くないのかなぁとも思う。勝てないというのは阿川弘之の海軍三部作を読んでてもそう考える人はいたとは思うが、海軍は予算を減らされたくない弱みがあり、陸軍は日露戦争の勝利体験を忘れられず、それぞれ戦争回避での厄介な舵取りを考えるくらいなら戦争したいと思ったのか。巻末の石破総理と猪瀬氏の対談も興味深く、ここで述べていることは真っ当だと思うがそうりとなると議論しない仕組みに取り込まれてしまうのか、タイムリーな読了となった。

が「ナイス!」と言っています。
ふくみみ
内定前後の出来る人いい人に見せなきゃでもでもむーりーな気持ちを思い出して辛くなった。あと自分も就職氷河期の淵くらいにはいたので大変さはわかりつつ、でも急に仲間を落とせと言ってくる会社に自分だったら入りたいだろうかと思ってしまう。落とすつもりの相手にはぞんざいに扱うけど入れるつもりだったらこうはしないのでは?と。スピラリンクスやな会社だなと思ったので一人入った人にも幸せなんだろうかと思ったし真犯人迷惑なやっちゃな。 確かに人を単純に決めつけてはいけないなと思うけど乱暴な振る舞いの人はやっぱ用心しちゃうなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
ふくみみ
ネタバレ何故異世界に呼ばれたのか、目的は何かとクラスの誰も探ろうとしていないっぽいままで今回も進む。クラスメートの深掘り進むのかなぁと思ったがやはり主人公パートと主人公大好きな委員長パートの繰り返しなのね。そして新キャラの美少女も主人公のものなのね…。
が「ナイス!」と言っています。
ふくみみ
このアンソロジーはやはり作家陣が強いよなぁと思う。「彼女。」はヒリヒリ感強めだったけど両想い縛りとかあるのかな。なんとなくふわふわハッピー感が増した気がする。個人的にはキャッキャウフフはリアリティを感じられず…。
ふくみみ
2024/10/11 22:32

恋をした私は…父の若い愛人を好きになることはないなーと読み進めてオチに苦笑い。 雪の花…見返りなく共犯をしてくれる女。そこまでのことをしてくれてももう会えない。 いいよ。…松風さんのキャラが好き。 最前…推し、推されるアイドルの関係。 首師…夜長姫と耳男で百合はありですよね!!ていうか首師というフィクションの職業を巡る違う話なんだけど。こういう切羽詰まる関係好き。 最高まで行く…とにかく明るい後輩がぐいぐい行く。いやそんな美人で完璧な先輩に周りの人間関係ないんかい?と思うが主人公のキャラは好き。

が「ナイス!」と言っています。
ふくみみ
ネタバレ独り言でバーッといっちゃう感じの文体とか他者への親切心もないわけじゃないけどとにかく周囲をバカにした目線とかぼっちキャラへの解像度が高い。主人公目線なので確かに読みづらく漫画やアニメがわかりやすそう。異世界転生って中世的で魔法もある世界へ行くのかと思ってたのでスキルとかパラメータとかゲームの世界に入る感じがSAOなどのVRゲーム小説みたいだなと思った。結構そういうのも多いのかな。特に元の世界に戻る感じもなく人殺しのクラスメートを殺害して終わるのかぁと思いつつ、他のクラスメートの深掘りも今後ありそうで期待。
が「ナイス!」と言っています。
ふくみみ
藤野千夜さんは夏の約束が好きだったがその後の作風がしんどい方向に変わっていって読まなくなった。しかし本作は重く捉える人も少なくなさそうな現実を飄々と生きていく90歳超えの姿を描き、夏の約束もそういうところが好きだったなと思い出した。少子化、老齢介護などを社会問題として捉えれば子供がしっかりせい、妻に負担かけた過去を反省しろなど正論は色々あるが、引きこもりや歳や性別相応の振る舞い、夢想家的な部分が自分にもあるかと思うと文学が正論ではなく問題を含んだ日常を描いてくれることに救われる。池袋の聖地巡りも楽しそう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/18(4940日経過)
記録初日
2011/05/20(4938日経過)
読んだ本
995冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
275858ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
985件(投稿率99.0%)
本棚
0棚
自己紹介

活字大好きですが気に入った作家の作品を繰り返し読むたちなので、こちらで幅を広げたいと思います。
一方、読んだものをなんでもメモっておくつもりなので、変わったジャンルがたまに混ざっていくと思います。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう