読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

小皿
読んだ本
9
読んだページ
3399ページ
感想・レビュー
8
ナイス
93ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • W-G

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

小皿
ネタバレ(再読)「人生というのは川みたいなものだから、何をやってようと流されていくんだ」(中略)「安定とか不安定なんていうのは、大きな川の流れの中では些細なことなんだ。向かっていく方向に大差がないのなら、好きにすればいい」(p.71)「正解なんてないんだろうな」(p.94)語り手のお父さんのこういう言葉、心を慰めてくれる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
8

小皿
ネタバレ(再読)フロリゼル王子、最初の短編ではちゃんと身分を隠しているけど、最後の方は隠す気が全然ないのが面白い。 スティーヴンスンが書いた「やんごとなき煙草屋の話」とか、けっこう読んでみたかった。
が「ナイス!」と言っています。
小皿
(再読)「かしこい百姓」のキツネと魚はその後どうなったんだろう? 気の毒な目に遭ってないといいけど。 佐々木マキさんの挿絵のおかげで、普通なら何とも思わない物語の脇役にも愛着みたいなものを感じた。
が「ナイス!」と言っています。
小皿
(再読)ヘミングウェイの『日はまた昇る』と雰囲気が似てる。『鏡子の家』と『日はまた昇る』は、どちらも「失われた世代」を描いてて、虚無と倦怠と閉塞感に満ちている。でももちろん年代は違うし、小説全体の組み立て方や対比の構造は『鏡子の家』が異様なほどしっかりしている。
が「ナイス!」と言っています。
小皿
ネタバレ(再読)クリスティーのミステリーは誰がどれだけ死んでも、読後感が全然重たくない。むしろ雨降って地固まる式に登場人物がおおむね幸せな感じになる(場合が多い)のがいいですね。
が「ナイス!」と言っています。
小皿
ネタバレ(再読)「人生というのは川みたいなものだから、何をやってようと流されていくんだ」(中略)「安定とか不安定なんていうのは、大きな川の流れの中では些細なことなんだ。向かっていく方向に大差がないのなら、好きにすればいい」(p.71)「正解なんてないんだろうな」(p.94)語り手のお父さんのこういう言葉、心を慰めてくれる。
が「ナイス!」と言っています。
小皿
ネタバレ傷ついた時や、消えたいほど恥ずかしい時の、体がすくむような感覚を思い出した。そういう意味で私にとってはとても生々しい小説。解決されないことがけっこう残ったまま終わるのが何とも不穏。でもハッピーエンド。
が「ナイス!」と言っています。
小皿
「しょせん人間の言葉は破れ鍋のようなもの、われわれは空の星まで感動させようと望んではこの破れ鍋をやっきとなってたたくが、たかだか熊を踊らすくらいの節まわしししか打ち出せはしないのだ」(p.305)この一節、まるで、言葉にかじりついて悪戦苦闘する作者フローベールの慨嘆みたいでちょっと面白かった。 タイトルとあらすじだけで『アンナ・カレーニナ』みたいな話を想像していたら、どちらかと言えば夢野久作の「いなか、の、じけん」に近い雰囲気。
小皿
ネタバレうっとりするような文章がたくさん。「いまは秋で、木々は、かがり火のようだったり、もえる矢のようであったり、金色の滝のようであったりしました」(p.26)「広い世界が、わしにさまざまな色や形や影をあたえてくれる。そして、そのようなものは、みな、わしのぬうもののなかにあらわれる。そうして、わしは、あたえられたものを世界にお返しする」(p.151)

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/03/07(1519日経過)
記録初日
2020/03/07(1519日経過)
読んだ本
486冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
177966ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
485件(投稿率99.8%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう