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2024年10月の読書メーターまとめ

アミアンの和約
読んだ本
17
読んだページ
4482ページ
感想・レビュー
14
ナイス
194ナイス

2024年10月に読んだ本
17

2024年10月のお気に入り登録
2

  • ZAKI★
  • 中嶋 太志

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • ZAKI★

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アミアンの和約
ネタバレ自分と世界に対する見方を変えることで悩みは解消する、というコンセプトで悩まないスキルを紹介していく。自分が印象に残ったのは「仕事を面白がるスキル」だろうか。これは何も仕事に限った話ではなく日常生活全般にも言えるのではないだろうか。「話のネタがない」という言い方も、単に身の回りの事象を面白がるスキルが不足しているから、話すネタとして昇華できていないという話なんだろうなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
14

アミアンの和約
ネタバレ普段何気なく行っている選択という行為にとことんフォーカスした講義録。いかなる生物も選択ができるということに自由を感じる。しかし一方で多すぎる選択肢は却って選択を損なう、というところに難しさがある。また選択ができる状態を維持するにもコストがかかる。何より選択をするという行為自体がエネルギーを要するものである。選択肢は無限に増やせるが、時間は有限である。私たちが幸福な人生を実現するには無数の選択肢と有限な時間という相反する事象に折り合いをつける必要がある。その上で本書はとても参考になる。
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アミアンの和約
ネタバレ救国シンクタンク主催のフォーラムの書籍化。なかなかのメンツが揃っており、とりわけ中世史家の泰斗である今谷明氏はよく呼べたものだと感心した。書評とはずれるがそもそも国民が皇室に対してあれこれと求めすぎている現状がある。それは皇室が明治以降に世襲の公務員と化して税金のチェック対象の一つとなってしまったのが大きいのではないかと思われる。
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アミアンの和約
ネタバレクラウゼヴィッツの古典的名著の新訳。上下巻構成となっているが、内容は戦争の定義から実際的な軍事行動まで多岐に渡る。これだけの内容で未完だというのだからその熱量には驚かされる。とりわけ目を惹いたのは国民国家の進展により総力戦になることを予期した部分だろうか。本書で指摘されていた国民が戦争に首を突っ込めるようになったことで戦争のカジュアル化が進み、やがて簡単には停戦交渉すらままらなくなるあたりは第一次大戦で見られた光景であった。
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アミアンの和約
自民党の歴史を概観し、その上で現在の自民党や議会が抱える問題点をあぶり出していくというもの。思えば政治家になること自体が今やババ抜きとなっている。政治家とは政策を決めるのが仕事だが、何かを決めるというのは他の選択肢を捨てるのと表裏一体だ。そしてそれは得てして誰かにとっての”悪者”になるということ。生まれた時から”良き人であれ”と教えられる日本人は、自らが悪者になることに耐えられない。その受け皿として、自民党というシステムが機能していたのではないか、とも読める。
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アミアンの和約
ネタバレ若者とはいつの世も時代を映す鏡であり、その時代の大人の真似をしているだけだというのは非常に示唆であった。確かに今の自分もZ世代的な要素を持ってしまっているように思う。著者の肩書きが経営学者という大学勤務職なためか、ビジネスに対して些か否定的なスタンスが見受けられたが、今の若者のことがとてもよくわかる。余談だが自分より一つ年下の著者が完全におじさん側の立場で語っていることにショックを感じた。
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アミアンの和約
ネタバレ「意識」とは人類がその知性を進化させてきた、一つの到達点である。というように、これまで知性と意識は一体不可分かのように語られてきた。だが、それは本当なのだろうか?意識があることが、必ずしも知性が高いこととイコールではないのではないか、という視点で本書は語られる。詳細は本書に譲るが、意識があるが故に種の保存のための行動が取れない、というのは現代でも知識層が必ずしも生殖に繋がる行動が取れるわけではないことの示唆であるといえる。
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アミアンの和約
ネタバレ刺激的なタイトルだが、現代の男性像をうまく可視化している。 男性の経済的困難者が見えづらいのは、女性よりも人とつながる力が弱いからだろう。 男というのは元来他人に興味を持ちづらいので、人とつながりたいという願望が女性より弱く、故につながる力も育ちにくい、それでも青少年期は気に掛けてくれる年長者がいるが、中年になるとそういう人たちもいなくなってくる。 来たるべき中年期を迎える前に、人とつながる力を少しでも養うこと。これが現状できる自己防衛ではないだろうか。
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アミアンの和約
あの不朽の古典、戦争論に新訳が出たと言うことで手を出してみた。一般的に知られているのは岩波文庫から出ている篠田英雄氏の訳だろう。しかし篠田版は昭和の翻訳文よろしく文章が冗長でわかりづらいため、手を出すには敷居が高かった。それに対してこちらはかなり平易な日本語が使われている。値段が張るのが難点だが、今から戦争論に手を出すならこちらが望ましいだろう。
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アミアンの和約
ネタバレ職場に良くいる仕事ができない人のパターンとその対処法が網羅されている。この本に出てくる人たちほど極端でなくとも、程度の差こそあれ意外と誰でも当てはまりそうなことが多いのではないか。身近に当てはまる人を見つけるだけでなく、自分自身がこのような人間になっていないか振り返るのも重要だろう。そういう意味では反面教師にもなる。
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アミアンの和約
ネタバレ読書離れという時、問題にされるのは読書の量ばかりで、ただ数多く読んでいれば良い話なのか?という主題から、本書は読書の「質」をテーマとする。読書には既知の情報を読み取る方法と、未知のそれを読む二通りがあるが、「読みやすさ」ばかり追及された現代は前者ばかりがもてはやされ、少し未知の領域が入ると「難しい」と言って投げ出されるようになった。それは本の商品化においては避けられぬ流れだったのかもしれないが、せめて一度読んで終わりということはしないように心がけたいと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
アミアンの和約
申し訳ないが面白くなかった。これが最終巻と言われて納得しかねる自分がいるが、本作の締めくくりとしてはこんなものだろう。とりあえず、完結お疲れ様でした。
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アミアンの和約
ネタバレ人はなぜ決められないのか、先延ばしをしてしまうのか、というところに主眼を置いたビジネス書。「何故決められないのか」「決められるためにはどうするか」「決められないままだとどうなるか」という切り口でそれぞれ語られていく。どうも脳というは決定を保留し、可能性を保持し続けることに快感を感じるらしい。「良い人が現れたらそのうち結婚する」とダラダラと独身を続けるのもこの心理なのだろう。特定の異性よりも「理想の異性と出会えるかもしれない」という可能性を持ち続けることを選んでしまい、惰性で年齢を重ねる。
が「ナイス!」と言っています。
アミアンの和約
タイトルと著者の肩書きで予想はしていたが案の定中身はドーパミンの本。脳は余計な仕事をさせないのが役目、だから少しでもサボろうとする、というのはスマホ脳などでも言及されていたことだが、脳というのは野生の世界を想定してできているんだなと改めて思い知らされる。脳や体の仕組みとは大きく乖離してしまったこの文明社会をどううまく生きるか、という処方箋の一つにはなるのではないか。
が「ナイス!」と言っています。
アミアンの和約
ネタバレ自分と世界に対する見方を変えることで悩みは解消する、というコンセプトで悩まないスキルを紹介していく。自分が印象に残ったのは「仕事を面白がるスキル」だろうか。これは何も仕事に限った話ではなく日常生活全般にも言えるのではないだろうか。「話のネタがない」という言い方も、単に身の回りの事象を面白がるスキルが不足しているから、話すネタとして昇華できていないという話なんだろうなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/18(1680日経過)
記録初日
2020/04/17(1681日経過)
読んだ本
2615冊(1日平均1.56冊)
読んだページ
587053ページ(1日平均349ページ)
感想・レビュー
483件(投稿率18.5%)
本棚
183棚
性別
年齢
36歳
血液型
B型
自己紹介

ラノベが多いですが、たまにビジネス書なども読みます。
レビューはつけられる時につけます。
後からつけることもあります。
本当は全ての本につけたいのですがなかなか時間が取れないです
今度時間ある時にまとめてつけたいなと思います
漫画も読んでますが登録はしてません
登録数については、20年近く前など、遥か昔に読んだ本も記憶を頼りに登録しているので、はっきりと内容を覚えていないものも多数あります。

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