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2025年1月の読書メーターまとめ

Dolci
読んだ本
2
読んだページ
1016ページ
感想・レビュー
2
ナイス
44ナイス

2025年1月に読んだ本
2

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Dolci
ネタバレ都会の中で隔離された"善良な"コミュニティに突如迷惑な家族が転入し、様々な軋轢を引き起こした末にその主人が殺害されたという構図が、住民たちの裏の顔が暴かれていく中で様相を変えていく展開は安定した面白さ。『オリエント急行』が(実効性の面は?だが)仕掛けに使われており、作者のクリスティへのオマージュを感じる。また、『本陣』や『斜め屋敷』が密室トリックの好例として紹介されているのは日本の読者には嬉しい。まんまと逃げおおせた真犯人の最期にはやや違和感。続編で隠された真相でも提示されるのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

Dolci
ネタバレ【かなりネタバレ】語り手は推理小説の書き方指南書の著者。その設定通りにセオリーに従って端正に組み立てられたフーダニット。オーストラリアの警察は人権侵害が酷いと呆れながら読んでいたが、真相が明かされてみれば納得。個人的には、一般知識とは(多分)言えない技術(写真の在り処)は実質的にノックスの戒律4条違反のような気がするし、犯罪者一族カニンガム家のやたらに高いプライドには違和感もあったが、最後まで読者の意表を衝こうとするサービス精神には感服。続編も邦訳されるようであれば読んでみたいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
Dolci
ネタバレ都会の中で隔離された"善良な"コミュニティに突如迷惑な家族が転入し、様々な軋轢を引き起こした末にその主人が殺害されたという構図が、住民たちの裏の顔が暴かれていく中で様相を変えていく展開は安定した面白さ。『オリエント急行』が(実効性の面は?だが)仕掛けに使われており、作者のクリスティへのオマージュを感じる。また、『本陣』や『斜め屋敷』が密室トリックの好例として紹介されているのは日本の読者には嬉しい。まんまと逃げおおせた真犯人の最期にはやや違和感。続編で隠された真相でも提示されるのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/27(1759日経過)
記録初日
2020/04/24(1762日経過)
読んだ本
383冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
139814ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
212件(投稿率55.4%)
本棚
7棚
性別
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