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2024年11月の読書メーターまとめ

テッテレこだち
読んだ本
12
読んだページ
2675ページ
感想・レビュー
12
ナイス
130ナイス

2024年11月に読んだ本
12

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

テッテレこだち
なるほど成瀬、おもしれー女…。思い切りがよくて意思の強い成瀬と、彼女を取り巻く人々の様子がいろいろな視点から描かれる連作短編集。1本1本は短いのだがなんか妙に…濃い…。読みやすくて面白かった。
よう🦆🗻@とと(なむる)君とペア画中
2024/11/15 13:41

400おめでとうございます🎉

テッテレこだち
2024/11/15 16:44

よう@さん、ありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

テッテレこだち

さすがにそろそろポケモン関係ない本も読みたいけど月末まではがんばらないとなのだった…

テッテレこだち
2024/10/19 11:57

どこまで読みきれるものかな

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
12

テッテレこだち
ニューアカブームのおそらく終わりごろ、新人類と呼ばれた編集者でありライターである著者の対談やエッセイなどをまとめた本。ポケモンのクリエイターの田尻智氏のライター時代の師匠らしい(GFの刊行したゼビウス本の話もでてくる)ので読んでみたのだが、音楽評論は知らないものが多すぎてよくわからず、キョンキョンにすごい熱狂する文章にドン引きしつつ、という感じで、時代性を感じた。終盤がウルトラシリーズ系の特撮怪獣論や作家論で、クリエイターの背景などに触れており、そこが一番読んでいて面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
テッテレこだち
ルネサンスから印象派の直前までの、有名な絵画15点について、画面に描かれているものを言語で分析したもの。各章は図版、絵画そのものの解説、作者についての解説の概ね3部分にわかれていて、文章はかなり明瞭で読みやすいが、図版がモノクロなのでちょっとみづらい(最近でた新版はカラーになったらしい)。教科書や図録に載っていたような絵も多いが、ああこれこういう絵だったのか、と改めて感じることも多かった。
sukham
2024/11/22 11:26

テッテレこだちさん、著者の高階秀爾さんはお元気で何よりですね。私は少し値の張る新版・カラー版(2冊)ヲバ求めて眺めて読んでみました。矢張り西洋絵画は水墨画と違ってカラー版でないと、印象・連想・実感の差・狂い・齟齬がジワジワと生じます、例の隔靴掻痒ですね。今頃は娘(少し絵心のある)が眺めているでしょう。

テッテレこだち
2024/11/22 12:18

sukhamさんコメントありがとうございます。高階氏は先月亡くなられたということで、こちらを読みつつなるほどこのような方であったのか、とやや物寂しい気持ちになりました。絵はやはり現物に勝るものはないですが、特にターナーあたりは色彩の話をされているのにモノクロというのはやはりちょっとわかりにくかったので、また新版のほうでも読んでみようと思っています。

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テッテレこだち
ゲームのクリエイターになりたい人のための教科書。これが出た次の年の2月にポケモン赤緑が発売されているので、事実上ポケモン前夜におけるゲーフリのクリエイター哲学、という感じだろうか。プログラミング等の技術というよりはゲーム史を把握した上でどのようにゲームを作っていくか、という理念にウェイトがあるつくりのように思う。個人的にはMOTHER評に驚いた。あとFF6、なさったんですねえ。
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テッテレこだち
アメリカの文化人類学者の立場から、なぜ日本のアニメやゲームが、アメリカの強固な「ローカライズ」の軛から逃れて、強い文化的パワーを獲得していったかを検討した本。ポケモンの成立史まわりの他文献との齟齬にはちょっと首はかしげたが、それ以外はほぼ面白く読めた。ただ単刀直入にいえば日本語版タイトルがものすごく悪い。本文の内容をほぼ表していないどころか作者を含む全方向に無礼な誤訳といってよろしいと思う。原題「Millenial Monsters」をそのまま片仮名にしたほうがまだよかった。
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テッテレこだち
なるほど成瀬、おもしれー女…。思い切りがよくて意思の強い成瀬と、彼女を取り巻く人々の様子がいろいろな視点から描かれる連作短編集。1本1本は短いのだがなんか妙に…濃い…。読みやすくて面白かった。
よう🦆🗻@とと(なむる)君とペア画中
2024/11/15 13:41

400おめでとうございます🎉

テッテレこだち
2024/11/15 16:44

よう@さん、ありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
テッテレこだち
同名のテレビ番組における対談のまとめ本。様々な業界の偉い人が出てきて、どんなことがあったのかを話す、という感じで、当時波にのっていた会社からこれから巻き返しをはかるという会社までいろいろ。それぞれの対談の末に村上氏のまとめが入っていて、そこで普遍的な内容を引き出そうと頑張っている感じで面白かった。個人的にインパクトがあったのはバンナムの方。
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テッテレこだち
熊や鮭の神話に着目し、自然と文化との対称性を失わない王不在の社会と、そうでなかった王のいる社会について検討する本。遥か太古のモンゴロイドのバイカル湖付近からアメリカ大陸への大移動に神話や物語の構造の運搬を見ている。形態的に仕方ないとはいえ、レヴィ=ストロースの神話論理を先に読まないと、どこからがそこからの参照なのかはちょっとわかりにくいかも、と少し感じた。
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テッテレこだち
収録数は多くないが、ひとつひとつの詩がやや長い。農村よりは旅の風景が多い気がする。銀河鉄道の夜と通底する主題はここにもあるのだなあ、と思いながら読んだ。
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テッテレこだち
大学での比較宗教論の講義録。シリーズタイトルはレヴィ=ストロースの『野生の思考』原題に由来する。神話を「人類最古の哲学」と位置付け、世界の各地に見られる類似した伝承や物語から、かつての人類(新石器時代くらい)が共通して持っていた神話的思考構造の存在を確かめようとするもの。取り上げられるのはかぐや姫やシンデレラなど身近な主題だが、なかなか読みごたえがあった。問題意識がきちんと現世に還るのは納得。
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テッテレこだち
WebメディアのWiredでの連載を書籍化したもの。全体的には身近な話題が多くて読みやすかった。書き下ろし最終章の「ありえなかったはずの未来」が全体の構成意図の見取り図になっているのだが、そこが一番読みごたえがあったように思う。柳田國男の手の届かない(最早届きようのない)現在における「民俗学」がどのような形になるのか、どのような評価になるのか、なんだかとても興味深い。
が「ナイス!」と言っています。
テッテレこだち
写真や造形や舞台芸術やゲーム製作や本の装丁など、さまざまな分野のクリエイターに、ものづくりとの関わり方をインタビューした本。石原恒和氏目当てで読み始めたが、照明の話と舞台製作の話がすごく面白かったし、やっぱり自分が本を好きなので、本の装丁の話はとても楽しかった。固体の質感ってやっぱり大きい。ハンディキャップがあると中身が読めないなどのアンフェアな状況はどうにかなったほうがいいが、その一方でこういうクリエイティブもずっとあってほしいなあ、と思った。
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テッテレこだち
農村の情景を描いた詩が多く、言葉選びは相変わらず美しい。第一、第二集よりはやや難読の用語が減っているように感じたのでまだ読みやすかったが、泥棒や悪天候など、なんだか暗澹としてくるテーマが多かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/31(4945日経過)
記録初日
2011/05/31(4945日経過)
読んだ本
409冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
114535ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
278件(投稿率68.0%)
本棚
144棚
自己紹介

小説・新書メインに読書記録。電書はkindle unlimitedとhontoがメイン。

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