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2024年10月の読書メーターまとめ

真田ピロシキ
読んだ本
6
読んだページ
1720ページ
感想・レビュー
6
ナイス
92ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

真田ピロシキ
実里はある時期から槙生とは犬猿の仲となった。実里はそれを悔やんでいたのか、槙生の知らない実里は娘の朝を形式上でも自主性を尊重しようとしてて、妹に対してのとは違い否定ではなく肯定で接そうとしていた。相手によって見せる顔は違い、見られ方も違う。どうやっても他人は他人。同じ感情を共有はできない。他人と混じれない槙生のさみしい砂漠は朝に取っては豊潤に映るように。この分からなさの比喩がユニークで良い。こんな話で物語を必要としない塔野の存在も珍しく、それに対して否定もしない槙生は人は皆違うことをよく理解している
真田ピロシキ
2024/10/05 03:05

履修のシステムが理解できなかった槙生の過去エピソードは自分もそんな感じだった。近頃人生に置いて類を見ないほど人間関係に恵まれているが、これがあまりに近くて頻繁になりすぎると疲れてしまいそうな気がする。平常時は1人が心落ち着く。だけど絶えず1人でいられるわけでもない。ええ、面倒な性質に生まれついたのです

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

真田ピロシキ

パンクな買い物をした

パンクな買い物をした
てん子(^_-)
2024/10/26 17:53

そうですよね、足を運ぶと発見があります。だから、本屋巡りはやめられません(^^)

真田ピロシキ
2024/10/27 19:51

個人の本屋はこうした思いがけない出会いのためにも存続しなければなりません

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2024年10月の感想・レビュー一覧
6

真田ピロシキ
最初の扉に描かれている武蔵イレブン。三杉以外ほぼモブみたいなものなのに、南葛よりよほど描き分けがされているような。翼識者曰く、この漫画は翼という絶対神に色んなプレイヤーが挑んでは敗れていく話になるそうだが、この時点では先の明和のように負けることもある。中でも圧倒的に力量差を見せつける三杉の強キャラぶり。強すぎて以後は持て余される。ここで画力が際立ってて魅せゴマが非常に多く引き込まれる。この巻では特に武蔵守りの中で飛び上がる翼や日向のシュートを足ごと受け止め跳ね飛ばす若林など。こりゃ売れるわけよ
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真田ピロシキ
岬と松山と三杉の判別が難しい。キャプテン翼の名前通り、各々のキャプテンぶりが引き立つ。日向は現時点では自分が決めるタイプのキャプテン。チームプレイの松山。一枚落ちる中西を引き合いに出して巧みな味方の動かし方を演出される翼。これでなかなか決めるシーンが描かれない来生や井沢も活躍させるニクい奴。それをも凌駕する天才 三杉淳。役者が揃い踏み。絵はこの頃で完成されている
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真田ピロシキ
翼くんふっとんだ。サッカーの吹っ飛び方じゃねえ!明和スライディングの格闘ゲームのようなムーブ。森崎には故意にシュートを顔面へ叩き込み恐怖を植え付ける。サッカーは格闘技。いやー面白い。すごく面白い。これがただのネタではなく各々が何かしらを克服して成長する。大チョンボを取り戻す石崎に顕著。少年漫画として衒いのない良さ。でも人の技をすぐパクる翼は良くないぞ。こういうので主人公の優秀さを演出するのっていつから?
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真田ピロシキ
日向登場。児童労働という言葉が頭をよぎる哀しい猛虎。若林同様にタメ年の小学生にさん付けされる男である。怒ったら何するか分からん怖い奴だしね。誰にでもくんを付ける岬が日向は呼び捨てしてるのが岬のユニークさを表してて面白い。そして圧倒的な堅牢さを誇る若林。強すぎて怪我させないと苦戦しない。今で言うサイタマや五条みたいな奴である。そのおかげで森崎と言う素晴らしいバイプレイヤーが生きるのであり、本巻はそんな森崎のデビュー。スーパーガンバリゴールキーパー
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真田ピロシキ
実里はある時期から槙生とは犬猿の仲となった。実里はそれを悔やんでいたのか、槙生の知らない実里は娘の朝を形式上でも自主性を尊重しようとしてて、妹に対してのとは違い否定ではなく肯定で接そうとしていた。相手によって見せる顔は違い、見られ方も違う。どうやっても他人は他人。同じ感情を共有はできない。他人と混じれない槙生のさみしい砂漠は朝に取っては豊潤に映るように。この分からなさの比喩がユニークで良い。こんな話で物語を必要としない塔野の存在も珍しく、それに対して否定もしない槙生は人は皆違うことをよく理解している
真田ピロシキ
2024/10/05 03:05

履修のシステムが理解できなかった槙生の過去エピソードは自分もそんな感じだった。近頃人生に置いて類を見ないほど人間関係に恵まれているが、これがあまりに近くて頻繁になりすぎると疲れてしまいそうな気がする。平常時は1人が心落ち着く。だけど絶えず1人でいられるわけでもない。ええ、面倒な性質に生まれついたのです

が「ナイス!」と言っています。
真田ピロシキ
まともに読んだのはWY編だけで中途半端にしか知らなかったが、最近ゲームを何となく始めたら面白く遂に読み始めた。連載当時はJリーグすらなかった日本で大ヒットし現実の日本サッカーを大躍進させた漫画の影響力では圧倒的な作品。サッカーに興味がない人間すら夢中にさせるだけの普遍性。天性のサッカーセンスを持つも転校前は孤独なサッカー小僧だった翼が仲間を得て自分と全体を開花させたり、自分のことしか考えない若林が真のキャプテンになったりチーム競技の良さが伝わる。最初の若林からしてこのライバル性でこんなのが続々ですよ
真田ピロシキ
2024/10/02 19:16

日本漫画派とアメコミ派が度々しょうもないマウント合戦をしているが、ことにこうしたスポーツなどの文化もメジャー誌で展開してヒットさせられるのは日本漫画の懐の広さだと思う。アメコミオタクは何かと人種差別やセクシュアリティなどを持って持ち上げたがるが、表現の豊かさはそういうことばかりじゃないし、おかしなコスプレのガワを纏わなければ描けないのは限界じゃないかと。とは言っても日本の何でも漫画で表現しようとするのもどうかという思い。日本スゴいに与したくはない

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/25(1649日経過)
記録初日
2020/05/24(1650日経過)
読んだ本
349冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
76884ページ(1日平均46ページ)
感想・レビュー
348件(投稿率99.7%)
本棚
0棚
自己紹介

あまり積極的に読む方ではないので読書ペースは遅いです。小説よりエッセイ・評論の方が好きかも。近頃は大正時代の活動家に関心が強いです。金子文子、伊藤野枝。更新ペースが遅すぎるので漫画も感想書いてます。男オタのマチズモ世界観にすっかり嫌気がさして女性誌の女性作家作品を読むことが増えました。ネトウヨ・害オタ的な人は嫌ってるので価値観を共有できないと思います。
本より映像の方がスラスラ書けるのでそっちにエネルギーを注ぎ気味。
Filmarksはこちら。
https://filmarks.com/users/MachoDamon

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