
中国政府発表した「日本の治安情勢は不安定だ」といういつものプロパガンダを真面目に考えてみたらーーなるほど熊のことか! なにせ数が多いから猟友会の方々だけでは手が回らず、警察や自衛隊まで出動してる。たしかに日本の治安情勢は不安定化しているな。政府も「熊駆除は迅速に進めており……」と、とぼけた声明発表してコケにしたらよいと思う。
この作品でもっとも興味を惹かれたのは、実はヴルバでもアウシュヴィッツ・レポートでもない。それは一人のフランス系哲学者がホロコーストについて聞かれたことに対する発言。「わたしは知っていたが、信じなかった。信じなかったから、知らなかったのだ」 実に深く根深い人の心理を語っている。この発言の意図を理解しきれなかったが、局地的豪雨や自然災害――あるいは破滅的事が告知されたとき、人は行動をせず「私たちは知らなかった! 政府が、行政が正しく報道しなかった!!」と非難する心理が理解できた気がした。
歴史と国際情勢が大好きで、ノンフィクション作品を中心に読みまくっています。一つの作品を読むと関連作品も読みまくるので、多角的視点で内容を判断していると言えるのかなぁ。
その分、ジャンルは結構偏っています。
小説は歴史やミステリーが中心ですが、ジャンルを問わず言えるのは、井上靖先生や原 尞先生のような書き込まれている文章が好み。
ジャンルの比率は、ノンフィクションが7に対して、小説が3くらい。
こんなスタイルです。
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この作品でもっとも興味を惹かれたのは、実はヴルバでもアウシュヴィッツ・レポートでもない。それは一人のフランス系哲学者がホロコーストについて聞かれたことに対する発言。「わたしは知っていたが、信じなかった。信じなかったから、知らなかったのだ」 実に深く根深い人の心理を語っている。この発言の意図を理解しきれなかったが、局地的豪雨や自然災害――あるいは破滅的事が告知されたとき、人は行動をせず「私たちは知らなかった! 政府が、行政が正しく報道しなかった!!」と非難する心理が理解できた気がした。