映画を見るでも、本を読むでも、お金をかけられない人はコスパタイパってよく言うけど、個人のためにより安く物を買うことと同じぐらい、しっかりとした金額を払うってことは大切なんだと。
他人に対する優しさ、マナーを守ってきた主人公は色々守れない人たちに対する怒りを胸に抱えて生きてきた。救いすらもはねのけ、自己犠牲のような、「したいこと」に全てを捧げて散る覚悟を決めた彼がたどり着いた物語の結末は叫びと怒りに塗れたものだった。何の美化も無い物語と生活の中にある怒りの表現がよかった。タイトルに何かを感じる人にオススメです。
あと人間っていう生命に対してある程度普遍的な考え方を持っている作品で、目って光を認識するための装置だと思うと高尚なものを背負って生きてるんだなという気がしました。下巻も買ってるので読みます。科学に詳しくなくても、寒冷化や地球外生命など、知的好奇心を多いに刺激されます。
毒とユーモアに溢れる会話をして、たくさんの本や雑誌を読んでいた夫婦。敬老の2文字に謙虚さを失い、敬われるべき存在としての老人よりも、自分が生きている空間への意識と小さな周囲への配慮のある老人。悪く言えば前時代的に、血筋の者が介護をすべきという想いを貫いて、1年と少し介護をされた妻の記録。こんな老後がいいよなぁという理想、では現実は。
会社の決まりで絶対最低1週間に一冊は本読んでます
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
あと人間っていう生命に対してある程度普遍的な考え方を持っている作品で、目って光を認識するための装置だと思うと高尚なものを背負って生きてるんだなという気がしました。下巻も買ってるので読みます。科学に詳しくなくても、寒冷化や地球外生命など、知的好奇心を多いに刺激されます。