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2024年11月の読書メーターまとめ

ひんしょう
読んだ本
3
読んだページ
1120ページ
感想・レビュー
3
ナイス
26ナイス

2024年11月に読んだ本
3

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひんしょう
西夏文字に魅せられた行徳が仏教に目覚める様子と女の首飾りを死守する姿、朱王礼が持つ威厳、尉遅光が持つ末裔たる誇りと豪胆な商人ぶり。内容が濃厚。浅田次郎氏の蒼穹の昴を凌ぐイマジネーションに圧倒された。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
3

ひんしょう
自然や生き物の虜になった者が目指すもの。世の中の不条理と身の上の不条理を抱えた者たちが彼らと行き会う短編5本。一編ずつ何かが解決するわけではないけど、一歩だけ進む気になる。たまに空か海か極小生物を見つめて、ヒトの小ささとしょうもなさを思い知るのはほんとに大事。とある博物館の職員が「学芸員は純粋だから経営のことわかんないんですよね」と漏らしてたのを思い出した。
が「ナイス!」と言っています。
ひんしょう
昭和27年、漁師として食糧難のヤマを張り、社長の大戸に請われて興行証券に舞い戻った山鹿。証券界はいつもババを掴まされる、株は資本主義機構の恥部だと揶揄された時代。一握りの金持ちを煽って腕を奮い、日陰者だった証券界のエースとなる相場人も、高度成長の最前線に立つ証券マンの時代に移るとともに落日を見ることになる。ハングリーで汗臭く前途に夢ばかりがあった時代。今でも人々の気分で相場が上下するのを思うと、道具は驚異的に進化したのに人間は何も変わっていないのだろう。
ひんしょう
西夏文字に魅せられた行徳が仏教に目覚める様子と女の首飾りを死守する姿、朱王礼が持つ威厳、尉遅光が持つ末裔たる誇りと豪胆な商人ぶり。内容が濃厚。浅田次郎氏の蒼穹の昴を凌ぐイマジネーションに圧倒された。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/07/12(1621日経過)
記録初日
2020/05/22(1672日経過)
読んだ本
232冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
64348ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
196件(投稿率84.5%)
本棚
2棚
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