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2024年4月の読書メーターまとめ

うちだ
読んだ本
4
読んだページ
1593ページ
感想・レビュー
4
ナイス
106ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

うちだ
今作は夏目漱石がテーマ。毎回、テーマとなる作品のほとんどは未読ですが、「道草」「坊ちゃん」「吾輩は猫である」はかなり以前にですが全て読んだことがあったので、個人的に嬉しかったです。篠川家三代の17歳の時の物語で、かつて実在した貸本「鎌倉文庫」がキーアイテムとなっています。これまで魔女みたいにミステリアスだった智恵子さんに意外と人間的な面が見えたり、近ごろ影の薄かった栞子さんが最後にビシッと推理を決めてくれたりしたのが嬉しかったです。まあ、つまり嬉しかった、というわけです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

うちだ

「雪舟伝説 -「画聖」の誕生-」へ行ってきました。今年一番の楽しみな展覧会でした。チケットは1000円でしたけど、移動に30000円かかりました。でもそれだけのことはあり、雪舟がいかにレジェンドか、よく分かりました。図録は重いし高いので「ここぞ!」という時にしか買わないと決めているのですが、今回はここぞ!ということで、買ってしまいました。鞄が一瞬にして重くなりました。

「雪舟伝説 -「画聖」の誕生-」へ行ってきました。今年一番の楽しみな展覧会でした。チケットは1000円でしたけど、移動に30000円かかりました。でもそれだけのことはあり、雪舟がいかにレジェンドか、よく分かりました。図録は重いし高いので「ここぞ!」という時にしか買わないと決めているのですが、今回はここぞ!ということで、買ってしまいました。鞄が一瞬にして重くなりました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

うちだ
クリスチアナ・ブランドの悪魔的発想を堪能。時には虫唾が走るほど巧妙に、時には呆気ないほど単純に、切れ味の鋭いトリックが何度も炸裂する上質な短編集でした。彼女の「トリックは凄いが読みづらい」作風は短編向きだとどこかで見たのですが、確かにその通りかもしれません。ベスト3を上げるとしたら、スモークサーモンより牡蠣の方が手軽、というわずかな違和感から犯行を暴く「婚姻飛翔」、コックリル警部がラスト一行のセリフで仕留める倒叙もの「カップの中の毒」、そしてやっぱり名作「ジェミニー・クリケット事件」です。
が「ナイス!」と言っています。
うちだ
文体にどことなく癖を感じていたのですが(ちゃんと理由があることが最後に分かります)何故かとても読みやすく、サラッと読めてしまいます。通り掛かりの目撃者とか敏腕弁護士とか保険会社に翻弄されまくるフランクの人生はどこかコミカルで、本人的には空虚でしょうけど面白かったです。ギリシャ人は「ニック」という名前がちゃんとあるのにずーっと「ギリシャ人」と呼ばれているのにジワってしまいました。郵便配達夫は出てこないのでタイトルの意味が分からなかったのですが、訳者のあとがきを読んで納得しました。
が「ナイス!」と言っています。
うちだ
とてもベーシックな館もの&一族ものです。ベタに感じれば感じるほど、後の作品に影響を与えている証拠になるわけで、そう考えると偉大な作品ですよね。かといって退屈だったわけでは決してなく、上質なミステリーをじっくり味わうことができました。僕は犯人が分からなかったです。かつて、高木彬光先生が小説内で盛大にこの作品のネタバレをしておられたのを読んだのですが、核心部分はすっかり忘れていて助かりました。ファイロ・ヴァンスが終盤に出した97項目にもおよぶ「要約」はすごかったですね。お忙しい方はここから読んでも良いです。
が「ナイス!」と言っています。
うちだ
今作は夏目漱石がテーマ。毎回、テーマとなる作品のほとんどは未読ですが、「道草」「坊ちゃん」「吾輩は猫である」はかなり以前にですが全て読んだことがあったので、個人的に嬉しかったです。篠川家三代の17歳の時の物語で、かつて実在した貸本「鎌倉文庫」がキーアイテムとなっています。これまで魔女みたいにミステリアスだった智恵子さんに意外と人間的な面が見えたり、近ごろ影の薄かった栞子さんが最後にビシッと推理を決めてくれたりしたのが嬉しかったです。まあ、つまり嬉しかった、というわけです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/07/13(1413日経過)
記録初日
2019/12/29(1610日経過)
読んだ本
318冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
116538ページ(1日平均72ページ)
感想・レビュー
298件(投稿率93.7%)
本棚
11棚
性別
外部サイト
自己紹介

読書が一番の趣味です。

ただ読むだけじゃなくて、きちんと記録やアウトプットをした方が良いかなと思って始めました。

★感想のポリシー
・許された255字をできる限り使い切って書く
・逆にコメント欄を利用するなどして255字以上は書かない
・「●年●冊目」など個人的なメモを書かない
・「★5」など定量化した評価を書かない
・あらすじは書かない
・つまらなかったとしても美点を見つけて書く
一言でいうと、読書メーターのレギュレーションを守る主義です。

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