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2024年4月の読書メーターまとめ

miya
読んだ本
10
読んだページ
2877ページ
感想・レビュー
10
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174ナイス

2024年4月に読んだ本
10

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

miya
成瀬はやっぱり成瀬だった。最高!今回は成瀬目線の話はなかったけれど、しっかり成瀬を堪能できた。成瀬ファンの小学生みらいちゃん、成瀬を全く理解できていない父の慶彦、成瀬のバイト先のスーパーのクレーマー呉間、成瀬と共にびわ湖大津観光大使になった篠原、ゼゼカラの相方島崎。成瀬は2006年生まれならうちの娘と同い年なのか、と驚く。二歳から字が読めて、数々の賞状をもらっており、ユニクロのレジを目指しているクセの強い京大生。話し言葉は誰に対しても断定口調だが、インスタではクソ丁寧にございます多用。おもしろすぎる!
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

miya

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2344ページ ナイス数:139ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1157538/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
10

miya
14年前に母が三女の家庭教師と駆け落ちし、長女はそのすぐ後に嫁に行き、次女はずっと家を支えてきた。三女と四女はまだ高校生だった。62歳の父が再婚したいと言い出し、戸惑う次女。相手は自分達と年の変わらない若い人だという。怒りに駆られた次女は姉妹を呼び寄せ会議をすることに。そこで相手が男であることが発覚。くせの強い四姉妹のわちゃわちゃ感がすごくて、結構切実でみんな必死なんだけど、だからこそ笑えてグングン読める。みんな自分勝手で言いたいこと言い合ってものすごく厄介なんだけど、なんかいいなぁと思える。
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miya
両親がろう者で、自分は聴こえる。おじ夫婦もろう者でいとこ達も聴こえる。今でも大変だと思うが昔はもっと大変だったことがわかる。手話が割と片言で表現されていることは知らなかった。ドラマや映画ではわかりやすく字幕があるが、実際は読み取るのにかなり意訳が必要であるらしい。よく考えればそりゃそうだろうなと思うが、周りにそういう人がいないからわからない。全然違うけれど知的障害のある息子との会話みたいだなと思って微笑ましくなった。お母さんがすごく可愛らしい人で娘からしたらうんざりするのはわかるが、いい親子関係だなと思う
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miya
柳原飛馬は祖父は災害を予知し、村の人を助けたのだと教えられて育った。小6の時に母を亡くす。それは自分のせいかもしれないという思いを捨てきれない。望月不三子は経済的なだけでなく文化的にも貧しい家庭で育ったことを社会に出て思い知る。自分は豊かな家庭を築きたいと勝沼沙苗の自然療法や食事法に傾倒していく。 不三子は偏りすぎていたかもしれないが、ここまで徹底できるのはすごいと思う。便利なものがどんどん増えていき夫も好んでいなかったら私なら早々に音を上げる。母や湖都も自分の信じたものに邁進していたのだから血って怖い。
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miya
様々な悩みを抱えた人達が迷い込む都会の中にある不思議な森。豊かな自然とテノールの声を持つ青年に優しく迎え入れられることで少しずつささくれた心が癒やされていく。不登校の息子を持つ亜希子、自意識が高く就職できない麻衣、不治の病に侵された丹、森の近くの高校の生徒で不登校の長部、リストラされた鳥居、前の職場の同僚を恨み続ける奈々、あることから喋らなくなった高校生。麻衣と奈々が極端に嫌な女で痛々しくて見ていられなった。それくらいリアルなんだと思う。丹の章がとにかく切なかった。だからこそ、奈々へのメアリの言葉が響く。
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miya
小学6年生のジュン。個性的なともだちとの交流や色んな出来事を通して成長していく。名前が全部カタカナ表記で誰が誰かわからん!と思いながら読んでいたら最後にフルネームが出てきて、思い込みの怖さを知る。初めからわかっていたらきっとフラットな感覚では読めなかった。自分がいかに偏見に満ちた考えであるか思い知らされた。色んな子が通う公立の小学校。楽しいことばかりではないし嫌なこともたくさんあるけど、学ぶこともたくさんある。先週入学式を迎えた末っ子もこれから色んな経験をするんだろうな。
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miya
メメント・モリとは、「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」「死を想え」という意味を持つラテン語の言葉らしい。メメンとモリの3つのお話。可愛くて深くてとてもいい。ちいさいおさらのオチがいい。最後のあのメメンの顔!いや、そりゃそうなるよね。 生きることってなんなのか。未来のことはわからない。どんな生き方でもいい。押し付けることなく否定もせず、みんなに優しい世界。「たのしくなくちゃいけないわけでも、しあわせでなくちゃだめなわけでもない」「いのちをつかって「バランスをとるあそび」をしているだけ」
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miya
30年ぶりに帰国し、伯父の家に住むことになった大学教員の沙希。伯父の友人で庭の世話をしてくれている秋葉原さん、その妻の刺し子姫こと真弓さん、後輩でもあり教え子のマーシーとパティ、同僚の来栖先生とパートナーの猿渡くん、あけび野第三小学校の武蔵校長。様々な人達との交流とうらはぐさ地区の歴史を知り未来を考える。狼男の話が印象的。昭和の気性の荒い親父は実はPTSDが原因だったのかと思うと気の毒だな。そういう父に育てられた子供達も。戦争の爪痕は思ったよりも深いのかもしれない。最後がとてもいい。テンバガーもマロイも。
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成瀬はやっぱり成瀬だった。最高!今回は成瀬目線の話はなかったけれど、しっかり成瀬を堪能できた。成瀬ファンの小学生みらいちゃん、成瀬を全く理解できていない父の慶彦、成瀬のバイト先のスーパーのクレーマー呉間、成瀬と共にびわ湖大津観光大使になった篠原、ゼゼカラの相方島崎。成瀬は2006年生まれならうちの娘と同い年なのか、と驚く。二歳から字が読めて、数々の賞状をもらっており、ユニクロのレジを目指しているクセの強い京大生。話し言葉は誰に対しても断定口調だが、インスタではクソ丁寧にございます多用。おもしろすぎる!
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miya
昭和に起こった阿部定事件。出会って三ヶ月で殺したいほど自分だけのものにしたかった、それくらい好きだったってすごい。体だけを満たしてくれる男か心だけ満たしてくれる男かどちらも満たしてくれない男。吉さんはどちらも満たしてくれる最高の相手だった。そこまで人を好きになれるなんて羨ましいとか幸せなことだだとか、本気で言ってる?とびっくりする。人を殺して局部まで持ち去った女を美化し過ぎじゃないかなと思う。本当の阿部定がどうだったかはわからない。純愛だったのかもしれない。でも、人一人殺して「素敵な愛の話」とは思えない。
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miya
食にまつわる道具をテーマにした短編集。錠剤Fとは違い、ほんわかした話が多い。不穏さがないわけではないが、最後は前を向いて終わるので読後感はとてもいい。食の道具だからか夫婦や家族の話が多い。職場の人達がどこまで本気なのかわからないが、夫と一緒にいるのが嫌、二人きりでは出かけたくない、子供が大きくなってからはずっと一緒にいる意味あるんかなと思ってる、お金があったら一人になるのに、とみんな言うので、なんだかんだ言っても仲良しな夫婦の話にジーンとする。子供がいる夫婦といない夫婦だとまた違うのかもしれないけれど。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/07/31(1381日経過)
記録初日
2020/08/01(1380日経過)
読んだ本
615冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
166409ページ(1日平均120ページ)
感想・レビュー
615件(投稿率100.0%)
本棚
46棚
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