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2024年3月の読書メーターまとめ

miya
読んだ本
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読んだページ
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感想・レビュー
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139ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入られ登録
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

miya
コロナ禍での北京滞在中に適応障害になった夫からのヘルプにより、愛犬ペイペイを連れて北京に乗り込んだ菖蒲。かなりイタイ人なんだけど、なんか憎めない。パワフルでポジティブでとにかく自分に正直。コロナに既に二回も罹り、後遺症もけっこうすごいが、ノーダメージと言い切る強さ。夫に対してただの金づる扱いなのかと思ったら意外と本当に愛していて驚く。考え方は違って不思議には思ってるけど、自分の考えを強要するわけでもなく、ちゃんと尊重している。うまくいかなくなるとわかっていながら突き進む菖蒲にエールを送りたい。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

miya

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3033ページ ナイス数:164ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1157538/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
10

miya
生真面目であるがゆえに狭量になってしまっている万智子。あー、わかる。私も若い頃そうだった。今は色んな人がいて、色んな考え方や生き方があるとわかるけれども。自分の正しさをつい相手に求めて断罪してしまったり、相手を無自覚に傷つけたり、苦い経験が思い出される。「ほんとうのわたしを好きになってほしいと願いながら、そのくせ目の前にいる早田さんを理解しようとしなかった」そう気付けた万智子。面倒臭い万智子と強がっているけど本当は情けない早田さん、これからいい関係を築けそうでなんだか嬉しい。菊ちゃんとの友情もいい。
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miya
後継者問題に悩む会社にアドバイスをする中小企業診断士の北川。ちょっと風変わりで、突拍子もないアイデアだが、いい変化を与えてくれる。長男と次男どちらに継がせるかで悩む10店舗を抱えるケーキ屋社長。使えない部下ばかりで頭を抱えるバッグメーカーの女社長。社長の急逝により会社の行方がわからず、不安な刃物工業の社員。見方を変えることで意識も変わる。どの会社も丸くおさまってホッとする終わり方。読後感がとてもいい。現実はこんなにうまくはいかないかもしれないけれど。北川目線の話も読みたかった。飄々としたキャラがいい。
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miya
読書会の課題本。表紙の絵の感じや「真夜中の庭」というタイトルからホラーチックな話なのかと思った。とても素敵な話でびっくり。 弟がはしかにかかり、叔母の家に預けられることになったトム。真夜中に外に出ると立派な庭園があった。夜な夜な寝室を抜け出し、庭園で出会ったハティと遊ぶトム。トムにとっては毎日だが、ハティにとっては数ヶ月おき。気付いたらハティは大人になっている。風景もハティも変わっているけれど、二人の友情は変わらない。切ないけれどあたたかいラストだった。子供の時に読みたかったなぁとすごく惜しい気持ちになる
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miya
読書会の課題本。金色の券が当たるまでがまず長い。しかも、落ちていたお金で買ったっていいのか?ジョーじいさんがずっと寝たきりだったのにたちまち元気になって、ちゃんと工場見学できるのか不安でいっぱいになってしまった。エレベーターのシーンでおじいさんはつり革に捕まり、チャーリーはおじいさんのすねに、って骨折れない?おじいさんずっと立ってられる?と心配で仕方なかった。悪い子達はお仕置きされ、チャーリーはいい子だから全てを与えられる。でもさ、貧乏だっただけでいい子エピソードあった?家族思いと言うならみんなもそう。
miya
短編10編。どの話も薄気味悪く、常にもわ〜っとした不穏な空気が漂っていて、その後この人達どうなった(どうした)んだろうと気になる。「乙事」から荒野ワールド全開で、そうそうこれこれ!と思いながら読んだ。「照子と瑠衣」や「僕の女を…」もいいけれど、こういう胸糞悪い話もやっぱり好き。「でも彼は彼女を殺した。それほどの執着があったということを、弦一郎は私に隠していた。二十一年間。」夫が殺人を犯していたことを知って、事件発覚後自分には会いたがらないのに、元妻には執着があったのだ、と思えるって狂気じみてる。
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miya
血の繋がらない母の美佐子さんと二人で暮らす高校生の海。クラスメートの忍に恋をし、両思いになるも、周りの偏見の目が酷く、高校を卒業したら東京に出ることに決める。両親は出奔し、美佐子さんからしっかり愛されてはいるが、迷惑をかけている罪悪感と寂しさがある海。父の緑亮も美佐子さんも海のことは理解してくれている。両親に愛され、クラスメートからの信頼も厚いが、自分を出せない忍。両親は同性愛を一切認めようとはしない。二人共ごく普通の男の子。恋に悩み、家族関係に悩む。緑亮の最期が悲しすぎる。ようやく向き合おうとしてたのに
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miya
読むというよりじっくり眺める本だった。絵柄も色もあたたかくてほんわかする。モデルルームみたいに物がない家ではなく、すごく生活感があって、でも汚いわけじゃない感じが素敵。食べ物も個性があっていい。朝の色んなトーストや、アルミの鍋焼きうどんと天ぷらセットや、甘いココア。今度平日休みの時に一人ご飯楽しもう。一人暮らしの経験がないので羨ましくて羨ましくてたまらなくなる。一軒家バージョンで夫婦二人、三〜五人家族、二世帯、ルームシェアとかもあったらまた楽しめそう。
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miya
柚木さん初の児童書。すてきじゃないし、成長もしない魔女のお話、と知って絶対読もうと思った。児童書だけど、大人の方が響くんじゃないかな。モモおばあさまや、グウェンダリンのすてきな魔女だからこその苦悩や、魔女だけど魔法が使えないユキ、すてきじゃなくてみんなに恐れられているけれど、全く気にもせず自由に生きているマデリン、何をやっても許されるマリがこわかったエイミー。みんな個性的で、どこか共感できる普通の人達。立派じゃなくていい、我慢してまで受け入れてもらわなくていい、ありのままの自分でいていい。
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miya
丁寧な暮らしを心がけるイモトさん。小さい子がいて仕事もあるのに土鍋でご飯を炊いて味噌も手作りなんてすごすぎる。イモトさんの日常を覗けた気がして親近感が湧いた。考え方は過酷な海外ロケをたくさん経験されているからこそという感じがして、なるほどなぁと思った。でも、いい意味で普通の感覚を持ってる方。つわりでジャンキーなものしか受け付けず、仕方ないと食べていたら石崎さんも何故か一緒に食べたというエピソードがなんかいい。あと、石崎さんの小学生の時の帽子を息子さんじゃなくイモトさんがかぶっているというのもほんわか。
miya
コロナ禍での北京滞在中に適応障害になった夫からのヘルプにより、愛犬ペイペイを連れて北京に乗り込んだ菖蒲。かなりイタイ人なんだけど、なんか憎めない。パワフルでポジティブでとにかく自分に正直。コロナに既に二回も罹り、後遺症もけっこうすごいが、ノーダメージと言い切る強さ。夫に対してただの金づる扱いなのかと思ったら意外と本当に愛していて驚く。考え方は違って不思議には思ってるけど、自分の考えを強要するわけでもなく、ちゃんと尊重している。うまくいかなくなるとわかっていながら突き進む菖蒲にエールを送りたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/07/31(1393日経過)
記録初日
2020/08/01(1392日経過)
読んだ本
619冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
167375ページ(1日平均120ページ)
感想・レビュー
619件(投稿率100.0%)
本棚
46棚
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