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2024年5月の読書メーターまとめ

nick2208
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感想・レビュー
19
ナイス
92ナイス

2024年5月に読んだ本
19

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nick2208
ネタバレ本屋大賞受賞作という前評判や「天下を取りにいく」というタイトルから山あり谷ありの展開を期待していたが、全体的にあっさりしていて拍子抜けした。人目を気にせずにやりたいことをやってみる成瀬の姿勢は眩しいが、どのエピソードも内容が薄くてがっかり。過去の受賞作(例えば『かがみの孤城』や『同志少女よ、敵を撃て』)に比べると、本書は大分見劣りすると思うのだが。続編は読まない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

nick2208

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2649ページ ナイス数:131ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1160747/summary/monthly/2024/4

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
19

nick2208
ネタバレ本屋大賞受賞作という前評判や「天下を取りにいく」というタイトルから山あり谷ありの展開を期待していたが、全体的にあっさりしていて拍子抜けした。人目を気にせずにやりたいことをやってみる成瀬の姿勢は眩しいが、どのエピソードも内容が薄くてがっかり。過去の受賞作(例えば『かがみの孤城』や『同志少女よ、敵を撃て』)に比べると、本書は大分見劣りすると思うのだが。続編は読まない。
が「ナイス!」と言っています。
nick2208
ネタバレバジルがシルヴィアにプロポーズする場面にぐっときた。〈オフィス〉と真正面から渡り合うシルヴィアの優秀さにシビれる。シルヴィアを転向させようとする〈オフィス〉の手管に舌を巻く。ジェラルドの正体とシザースの暗躍に驚く。ハンターとの共感の喪失の原因が気になる。シルヴィアの妊娠には驚いたが、めでたい。ラストがショッキングだが、このシルヴィアの死がハンター側による偽装である可能性が出てきたのは熱い。早く続きが読みたい。
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nick2208
脚本術の有名本とのことで買ってみた。軽妙な語り口が楽しい。本書が提唱するブレイク・スナイダー・ビート・シート(BS2)はかつてシド・フィールドが提唱した三幕構成を細分化したもの。その分、構成がよりタイトになるので、これに当てはめて脚本を作るのはなかなか難しそうに思えてしまうが、それをやってのけるのがプロの脚本家の仕事ということなのだろう。
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nick2208
ネタバレ海若の気まぐれに振り回される霊子と、沙来と沙文の人々が気の毒。璋に対する嬰の執着が恐ろしい。慶成と夙央が微笑ましい。領主として常に正しい判断を求められる由の孤独がつらい。悲惨な展開に息が詰まる。英が絃との距離感を誤ったことに気付く場面にゾッとした。英が由とふたりでひとつだと悟る場面にじーんとくる。そろそろ霊子と海若の過去を掘り下げてほしいので続編希望。
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nick2208
ネタバレ狙撃手という設定から派手なアクションを想像していたが、割と淡々とした話で肩透かしを食った。選評で指摘されたように「過去と現在が不用意に混在する前半の構成が残念」(塩澤快浩)だし、「何のために何をやっているのかが終始わかりづらい」(小川一水)のが難点で、あまり入り込めなかった。
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nick2208
ネタバレ合わなかった。幼い語り口で脈絡のない話が延々と続き、入り込めない。徐々に明かされる過去もひたすら陰鬱で悍ましく、読んでいて気が滅入る(大したページ数じゃないのに半分くらいで一度挫折しそうになった)。確かに主人公が冒頭で明かしたとおり「かぞくのはなし」ではあるが、小説としての面白さがピンと来なかった。最後の主人公の決断を描きたかったのなら、もっと別の設定はなかったのだろうか。
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ネタバレ第十三話、互いを気遣うウィリアムとエマが微笑ましい。第十四話、アデーレとマリアは正反対の性格に見えるが意外と相性良いのだろうか。第十五話、下級生にも色んな性格の子がいるのだから監督生も色んな性格の人材が選ばれるべきだよな。第十六話、エレノアがようやく幸せになれそうで良かった。第十七話、四コマ形式も意外にありだなーと思っていたら「あれ何の儀式?」の不意打ちに笑う。第十八話と第十九話と最終話、エマがケリーの姓を書く場面にグッときた。最後は大団円で終わったが、ここに至るまでの紆余曲折をもっと知りたかった。
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nick2208
ネタバレアウラが仲間みたいな顔で載っている表紙イラストに笑ってしまった。第1話、ハイターの「旅をしていたときは、しょっちゅうキレてましたよ」に笑う。第2話、こっそりシュタルクを気にかけていたアイゼンに和む。第3話、カンネに対して素直になれないラヴィーネが可愛い。第4話、アウラはやっぱりどこまでも魔族なんだな。第5話、原作に似た静謐な空気が心地良い。どの話も原作を補完してくれるのは良いが、あっさりしすぎている印象。もう少し分かりやすい山場があっても良かったと思う。
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nick2208
ネタバレ第七話、テオの視点から見る大自然が迫力満点で楽しい。第八話、夫婦の時間を覗き見しているようでドキドキした。第九話、少年二人の友情が微笑ましい。第十話、描き込みが美しい。第十一話と第十二話、アレンの失恋がほろ苦い(「舞台の上でだけです」が切ない)。
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nick2208
ネタバレ本編より番外編の方が好きかも。第一話と第二話、若かりし頃のケリーとダグが微笑ましい。第三話と第四話、エレノアに新たな出会いがあって良かった(今度は幸せになってほしい)。第五話、ベアのエピソードが心温まる。第六話、当時の市井の家族の暮らしが興味深い。
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nick2208
ネタバレ再登場したモニカが相変わらず強い。ウィリアムがキャンベル子爵に楯突いたが、家同士の問題に発展するのはどう考えてもまずい。エレノアがやっぱり可哀想すぎる(慕って同行を申し出てくれるメイドがいるのはせめてもの救いか)。ウィリアムとエマを応援してくれる人がいるのは心強いが、巻き込まれた周囲が気の毒。これで本編は終わりだが、すっきりしない終わり方にモヤモヤする。良くも悪くも続きが気になるので番外編も読む。
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nick2208
ネタバレアーサーが鋭い。キャンベル子爵のやり方がえげつなくて恐ろしい。ウィリアムがとうとう婚約解消を申し出たが、遅きに失した感が否めない。ウィリアムは自分の想いを貫けて良いだろうが、振り回される周囲は大変だ。何の非もないのに二股かけられて捨てられたエレノアが可哀想すぎる。
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nick2208
ネタバレオーレリアが無理して擦り減っていく過程がつらい。再会の後で互いに想いを募らせるウィリアムとエマが切ない。ウィリアムがエマの元を訪れる展開はドラマチックだが、エレノアに求婚した身であることを考えれば軽はずみとしか言いようがなく、読んでいてヒヤヒヤする。メルダース夫妻は後押ししてくれそうで頼もしいが、キャンベル子爵は手強そうだし(リチャードと握手した後で手袋を捨てる場面にゾッとした)、時代背景もあるし、二人の恋は難しいんじゃないかと思ってしまうのだが。
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nick2208
ネタバレエレノアに過保護なモニカが恐ろしい。ウィリアムがエレノアに求婚したことに驚く。ミセス・トロロープがウィリアムの母親だったとは。ウィリアムと突然再会したエマの泣き顔が心にくる。
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nick2208
ネタバレウィリアムの決意と「あの先生に教わったんだからね」にグッとくる。満月を見たエマがウィリアムを思い出して涙を流す場面が切ない。ミセス・トロロープとウィリアムとの関係が気になる。
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nick2208
ネタバレウィリアムがいきなり行動を起こしたことに驚く。ケリーの死が直截的に描かれない分、エマが独りになったことが強調されていて心にくる。ウィリアムとエレノアは普通に相性良さそう。エマの過去がつらい(ケリーがエマにとってどれほど大きな存在だったか、その死がどれほどつらいことかがよく分かる)。「送ってやると言ったのに」「それはお断りになるでしょうな」に笑ってしまった。会うこともできずに離れたウィリアムとエマはどうなるのか。あとがきの「メイドの人」呼ばわりに笑う。
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nick2208
ネタバレ『乙嫁語り』の作者の過去作品とのことで買ってみた。『シャーリー』と同じく作者の趣味が全開で、19世紀末の英国の様子が垣間見えて楽しい。エマがモテモテで凄い。最後のウィリアムの父親の言葉がきつい。これだけ階級の差が物を言う時代に、ウィリアムとエマの恋は実るのか。あとがきの「そこが大事なんです」の連発に笑う。
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nick2208
第1~4章では図表を多く挙げながら豊富な事例を紹介しており興味深い。古い時代に6~7階建ての高層建物(塔状住居)が存在したことに驚いた。第5章以降は全体を貫くストーリーが見えづらく、読み進めるのにやや苦労した。都市にコミュニティが醸成される仕掛けを施したところで、「コミュニティが醸成されるかどうかはそこの住民自身にかかっている」(250頁)以上、成否を完全にコントロールできないのが都市計画の難しさか。面白いテーマの本だが、大学での講義を元にしたためか、書き方がいかにも教科書的で無味乾燥な点が惜しい。
が「ナイス!」と言っています。
nick2208
ネタバレ以前ハマった『後宮の烏』と同じ世界が舞台とのことで買ってみた(一部の登場人物のその後の様子が分かって嬉しい)。自分を疎んじる霊耀を慕う月季が健気で可愛い(美人な上に天才なので高飛車な性格かと思っていたのに、このギャップはズルい)。霊耀に愛されたい月季とその想いに気付かない霊耀のすれ違いがもどかしい。予想以上に悲惨な展開に驚く。鼓方一族の悪行が悍ましい。月季の恋の行方が気になるので続編希望。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/10(1418日経過)
記録初日
2020/02/28(1582日経過)
読んだ本
385冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
121442ページ(1日平均76ページ)
感想・レビュー
368件(投稿率95.6%)
本棚
0棚
自己紹介

SFとファンタジーをよく読みます。作家では上橋菜穂子、高田大介、小川一水、森見登美彦などが好きです。

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