読みやすいが読んで疲れてしまった。生きづらい世の中になってしまったなぁ。前はもう少し大らかだった気がする。なんて言っていたら私も綿矢さんに老害認定されそうだ。

新書なのに絵が多い珍しい本。たまにはこういうのも良いな。字が読めない人でもわかるような風刺画が多い。これも一種のプロパガンダなのだろう。フュースリの夢魔と思われる絵もあり。

なぜか幼い頃から惹かれる女性、クレオパトラ。そういえば彼女に関する本は読んだことがなかったなと思い、たまたま見つけた本。目次が盛大にネタバレしてくるのには笑ってしまった。ご丁寧に下巻の目次まで載っている。話は読みやすく面白い。女王の位についた経緯や共同統治という立場の危うさがよく分かった。敷物に巻かれてシーザーの前に登場した逸話は有名。

シリーズ３巻逆から読み始めて本書が最後。基本のサンマの塩焼きに鯵の干物。塩焼き系は半身を食べたらひっくり返してしまっていたのでこれからは中骨を取ることを心掛けたい。読み終えて魚が食べたくなった。特にブリカマ。

第3巻も簡潔なのに学びの多い一冊だった。ウォーホルのキャンベルのスープ缶は全て同じかと思っていたが、よく見ると種類が違うことに初めて気付いた。サロン・ドートンヌは秋の展覧会の意。スーラのグランド・ジャット島の日曜日の午後がアメリカにあるのは少々意外。

ベルニーニのアポロンとダフネがすごい。彫刻とは思えないなめらかさ。これは現地に行かない限り見れないだろうなぁ。子供向けの本なのでゴヤのサトュルヌスは載っていないし、フラゴナールのぶらんこの解説も控えめ。

これは良書。フルカラーで写真も大きいので細部までじっくり見ることが出来る。ギリシャの陶器の絵は黒像式から赤像式へ。マザッチョとは汚いマーゾ(本名トンマーゾ)の意。3巻までまとめて図書館で借りたので次も楽しみ。

北斎と並ぶ二大巨頭だが実はよく知らない歌川広重。空間の切り取り方がさすが。絵師になる前は家業の火消しをやっていたとか、ベロ藍とはベルリンで生まれた人工顔料だとか、初めて知る情報も多く子供向けの本も侮れない。

「ちょっとためになるお金の話」というワードに惹かれて。キャッシングもリボ払いもしたことがないので未知の世界を垣間見た気分。読書メーター2800冊目。

読みやすいが読んで疲れてしまった。生きづらい世の中になってしまったなぁ。前はもう少し大らかだった気がする。なんて言っていたら私も綿矢さんに老害認定されそうだ。

絵巻が絵本に。この試みが面白い。他のシリーズもあるのかな。

エドワード・ゴーリーの訳と同じ人だったので。他の方の感想を読んでオースターも有名な作家だと知る。大人向けのクリスマスストーリー。

図書館で目に留まった本。神さまがいろんなことをする。この神さまはちょっとかわいい。余韻が良かったので他の本も読んでみたい。