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2024年9月の読書メーターまとめ

akiakki
読んだ本
5
読んだページ
1312ページ
感想・レビュー
5
ナイス
47ナイス

2024年9月に読んだ本
5

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

akiakki
「大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」を読んで、大坂に運ばれなかった米(俸禄米)はどういうルートで換金もしくは消費されたかが気になり再読。70石持ちの猪山家が本当に米の実物を動かしたケースと売却して現金収入を得たケースがしっかり載っていました。藩士が食べる分として持ち帰った米を米切手として売却していたケースに目を引かれます。大名の蔵屋敷が発行した米切手でも信用不安が発生したのに、個人発行の債権はどれだけ信用力があったのだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
5

akiakki
サイバースペースの実態であるインフラ部分に着目した本。海底ケーブルは敷設したり揚陸する地形が限られるという点はなるほど!と思ったが、それ以外ではタイトルの地政学があまり内容と絡んでない印象だった。ついでに千葉ニュータウンをデータセンターの成功例とするなら、同じく千葉の流山市でデータセンター誘致が失敗に終わった例も載せて欲しかった。
が「ナイス!」と言っています。
akiakki
「大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」を読んで、大坂に運ばれなかった米(俸禄米)はどういうルートで換金もしくは消費されたかが気になり再読。70石持ちの猪山家が本当に米の実物を動かしたケースと売却して現金収入を得たケースがしっかり載っていました。藩士が食べる分として持ち帰った米を米切手として売却していたケースに目を引かれます。大名の蔵屋敷が発行した米切手でも信用不安が発生したのに、個人発行の債権はどれだけ信用力があったのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
akiakki
米本位制とそれを取り巻く金融に関する経済史学の本。江戸時代の経済に関しては例えば『経済で読み解く日本史3 江戸時代』がありますが、本位制度の根っこであるモノに着目している点が珍しかった。自然に左右される経済でも少しでも儲けようとする市場関係者、経済を安定させようとするお上は今も変わりません。金本位制とも管理通貨制度とも全く異なる米本位制という経済モデル。なのに金融システムや経済政策はどことなく見たことあるもの。異世界感がありつつ、でも現代と地続きな過去の話というのが江戸時代ものが人気の理由なのかも。
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akiakki
日本史における土地制度で気になるところがあったらとりあえず引っ張り出す本。今回は豊臣政権時の豊臣家と徳川家の直轄領が気になったので再読。広く浅く紹介されているので詳しく知りたければ個別に調べるしかないが、取っ掛かりにはなる。
が「ナイス!」と言っています。
akiakki
院政の始まり=摂関政治の終わりから始まり、中世と言えば武士の時代で語られるところを朝廷視点で解説されているのが目新しい。ただ入内させる女子がいなくなったことで破綻した摂関体制、摂関政治による後ろ盾がなくなったので権威を再生産しなければならなくなった院体制と、決してグランドデザインに従った訳ではなく、その時々で皆最適解を探していたことが分かります。後三条天皇のやった自分→中継ぎ→本命への継承は、コテンラジオの秀吉・家康回で聞いてた秀吉がやりたかったことそのままなんだよなぁ。
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読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/20(1500日経過)
記録初日
2020/04/30(1673日経過)
読んだ本
291冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
81854ページ(1日平均48ページ)
感想・レビュー
275件(投稿率94.5%)
本棚
3棚
性別
職業
IT関係
外部サイト
自己紹介

世界史、日本史、科学、ミリタリーの読書記録を残しています。

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