大学1年生の時にサラッと目を通しただけだったことを思い出し、この度読了。やはり村上ワールド。直子が向かう先はどこなのか、そしてワタナベはどのような行動をとるのか、下巻に期待。

周囲の曖昧な事象にやたらと難癖つけて数字で詰める的な「鬼」を想像していたが、仕事ができる人になるために、自分の目標と現状の数的ギャップを見つけた上でシビアに自己評価し受け入れ、状況を分解して仮説を元に変数を見つけ、そこにフルコミットし、PDCAを回すという自分自身に対しての「鬼」だった。兎にも角にも行動量を増やし、一番インパクトの高い改善策(=真の変数)を見つけて、PDCAを回すべし。倫理観は当たり前として、ビジネスは結果を出した人が一番偉いのだ。

大学1年生の時にサラッと目を通しただけだったことを思い出し、この度読了。やはり村上ワールド。直子が向かう先はどこなのか、そしてワタナベはどのような行動をとるのか、下巻に期待。

熱中できるものを見つけ、耐え難きに耐え、圧倒的な努力を重ね、圧倒的な結果を出す。世の中には器用で運がいい人もいるのだろうが、人生で何か結果を出したいのなら結局はこれに尽きて、その努力ができる人はそれこそ才能なのだろうな。