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2022年10月の読書メーターまとめ

タマミ
読んだ本
3
読んだページ
753ページ
感想・レビュー
3
ナイス
80ナイス

2022年10月に読んだ本
3

2022年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タマミ
伊坂幸太郎さん、街を纏ったような大きな馬に乗り込む小学生たちの色彩に惹かれ初読に選ぶ。 学生時代に覚えのあるワクワクやモヤモヤ。問題行動をする人の表現に「迷惑をかけて面白がる人は自分で楽しみが見つけられない可哀想な人」とあるが至極最も。問題人物たちに挑む者や、自分の問題に気づき始めたり、やり直しを選ぶ健全な心の描写に安心する。一段落して向日葵のような色のスピンを挟むたび、希望の光が差し込む気がした。文章もさることながら、これほどスピンに心を掴まれたのは初めてだった。
が「ナイス!」と言っています。

2022年10月にナイスが最も多かったつぶやき

タマミ

ミステリー漬けの1ヶ月。個人的にミステリーは映像より小説の方が緊張感があって好み。2022年9月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2439ページ ナイス数:120ナイス ★2022年9月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1183721/summary/monthly/2022/9

が「ナイス!」と言っています。

2022年10月の感想・レビュー一覧
3

タマミ
長い歳月を越えてきた物が好きだ。鈍く輝く金属や艷やかになった木の肌、日に焼けた紙の色。個性溢れる店が並ぶ最果てアーケードの不思議な物語。アーケードの住人たちが物を慈しむ姿に、こちらも一編ずつ大切に文字を追った。私は物には魂が宿ると信じているので、物を生み出す側も受け取る側も愛情を持っているこの物語は深く胸に沁みた。特に紙店シスターと遺髪レースが良かった。切なさの残る小川さんの文章は、郷愁にふける秋の終わりの読書に相応しかった。
が「ナイス!」と言っています。
タマミ
大好きな小川洋子さんのエッセイで紹介されていた本書。あらゆる物が西瓜糖で作られた世界はまるで意味有りげな映画みたいな夢を見ているような、ツギハギだらけで筋道の曖昧な不思議な世界である。スイカが好きな私は西瓜糖を想像するだけで魅力的だが、そんなふんわりした情景だけでなく突き刺すような表現もあり、「理解」より「感知」する物語なのかと考える。小川さんは「永遠に読み終わらない小説」と語っているが、読むときの状態により様々な感覚を覚えるであろう本作は、まさに変幻自在の西瓜糖そのものなのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
タマミ
伊坂幸太郎さん、街を纏ったような大きな馬に乗り込む小学生たちの色彩に惹かれ初読に選ぶ。 学生時代に覚えのあるワクワクやモヤモヤ。問題行動をする人の表現に「迷惑をかけて面白がる人は自分で楽しみが見つけられない可哀想な人」とあるが至極最も。問題人物たちに挑む者や、自分の問題に気づき始めたり、やり直しを選ぶ健全な心の描写に安心する。一段落して向日葵のような色のスピンを挟むたび、希望の光が差し込む気がした。文章もさることながら、これほどスピンに心を掴まれたのは初めてだった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/31(1344日経過)
記録初日
2020/04/22(1536日経過)
読んだ本
297冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
47242ページ(1日平均30ページ)
感想・レビュー
249件(投稿率83.8%)
本棚
8棚
自己紹介

自分用の記録。
言葉が足りなすぎる自分のために読書をすることにした。
ここでは好みの本がたくさん見つかりそうでとても楽しい。
操作下手のためミスに気をつける。
日常生活最優先。

好きな場所
北海道のモエレ沼公園
沖縄の美ら海水族館


以下追記 2021.9.3
ナイスをしてくれた方や共読本のある方など、いろいろな視点の感想がとても為になります。
そのおかげでたくさんの本に出会い、これから読みたい本も当分途切れません。
有り難いです。
自分の考えをぴったり言い表す言葉遣いができるよう、引き続き勉強していきたいです。


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