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2023年1月の読書メーターまとめ

タマミ
読んだ本
7
読んだページ
1304ページ
感想・レビュー
7
ナイス
98ナイス

2023年1月に読んだ本
7

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タマミ
伊与原新さん初読。聞き馴染みのある地名と同世代の登場人物たちに親しみを感じる。変わり映えのしない毎日を送る主人公たちのひと夏の挑戦。でも感動までは届かなかった。最近は何かを「やりきった」と思える機会が少なく孤独を感じるときがある。そしてやたら学生時代の思い出が眩しく感じることが増えた。今旧友が集まったらあの頃のように語り笑えるだろうか。みんな笑い合える状況であるよう願う。いくつになっても「やる」か「やらない」かが自分を満たしていく。しかし立ち止まってしまったときでさえ意義はあると自分は思う。
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2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

タマミ

毎年師走は焦燥感があり読書よりも睡眠を欲している。今月中にSLAM DUNKの映画観にいく!2023年も素敵な本との出会いが楽しみ。2022年12月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:540ページ ナイス数:47ナイス ★2022年12月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1183721/summary/monthly/2022/12

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2023年1月の感想・レビュー一覧
7

タマミ
こんなに豊かな心の持ち主の小川洋子さんだが、エッセイになると自身の至らなさを嘆く場面が多く見られる。様々な物事に心を寄せられるからこそなのだろうが、その自信の無さを嘆く様子がなんとも愛らしい方だと思う。どれも日々を慈しむ味わい深い文章だが、今の自分には「料理の喜び」が印象深かった。家族が元気に頑張れるように料理を作ったときはやはり家族がいきいきしているし、自分も元気が出てきてまた料理を作る活力となるのだ。心の栄養に繋がることを実感していた自分に、小川さんが微笑みかけてくれたようで嬉しかった。
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タマミ
ネタバレ身内を失ってからふと自分にぽっかり穴が空いているように感じることが増えた。その度に記憶を振り返り果てのないダメ出しが始まり、ほとほと嫌気が差していた。「大切な人を失う悲しみを知ってから、今まで分かっていたと思っていたことが全部薄っぺらく底の浅い物だと分かってしまった」という言葉が今の自分に突き刺さる。本書の主人公は自分の人生を嘆いていたが、最後に自分の生きた証が受け継がれていたことを知り、きっと穏やかに向こうの世界へ渡っていったのだろうと思った。最後は選べないから、せめて誠実に生きなければと思った。
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タマミ
憧れの小川さんと臨床心理学者の河合隼雄さんの本。精神関連の本ばかり読んで煮詰まってしまっていたが、柔らかな表情で語られたお2人の対談が気持ちを新たにさせてくれた。河合先生は患者が治っていくときは自分の力ではなく「ものすごくうまいこと=偶然」が起こっていると言う。カウンセリングでの秘密を守るのはどれほどの苦しみかという問いにも「僕はアースされてるから大丈夫」「自分を通り道にして最後は地球にお任せしている」と言う。「生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語を作り上げてゆくことに他ならない」心に留めておこう。
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タマミ
具体的な事例が多く、ダウン症の身内がいる身としては頷ける部分ばかりだった。当事者が1人の人間として生きていくためには子どもの頃からの療育が何より必要なようだが、早くに療育に躓いてしまった者はどうしたらいいのだろうか。支援する親が抱え込まずに他方に協力を求めるのがベストなのだろうが、親としてそこまで頑張れる気力や体力があるのだろうか。親が出来るだけ当事者と一緒に生活したい気持ちは分かるが、親なき後の準備だけは充分にしてほしい。
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タマミ
伊与原新さん初読。聞き馴染みのある地名と同世代の登場人物たちに親しみを感じる。変わり映えのしない毎日を送る主人公たちのひと夏の挑戦。でも感動までは届かなかった。最近は何かを「やりきった」と思える機会が少なく孤独を感じるときがある。そしてやたら学生時代の思い出が眩しく感じることが増えた。今旧友が集まったらあの頃のように語り笑えるだろうか。みんな笑い合える状況であるよう願う。いくつになっても「やる」か「やらない」かが自分を満たしていく。しかし立ち止まってしまったときでさえ意義はあると自分は思う。
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タマミ
ネタバレ愛着とは人と人との絆を結ぶ能力であり、人格の土台となる部分にあたる。昨今増加する心の病や暮らしの問題に大きく関係することが多い。愛着障害の克服には安心できる人間関係や安心できる物を持つこと、自分が自分の理解者になることが大切。頼り方が分からない・自分に自信が持てない人は少なくないと思うが、それらは全て「効率主義」を良しとする時代の流れの犠牲なのではないか。物質的に豊かになっているのに心の病が増える一方なのは、物と情報が止め処なく押し寄せて自分を大切にする暇も与えられないからではないだろうか。
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タマミ
母に何度も読んでもらった思い出の本。軽やかな線と愛らしさ溢れる文章が大好き。あれこれ先回りせず子どもの感じている気持ちを尊重して、こんな風に子どもに接することができたかな。物事の過程を体感することはとても大切で、回り道でもその人の豊かな根っこになると信じている。「誰よりも早く」「誰よりも出来がよく」ではなく「自分はこう思う」と考えながら大きくなっていってほしい。こんな絵本をもっと読みたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/31(1337日経過)
記録初日
2020/04/22(1529日経過)
読んだ本
297冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
47242ページ(1日平均30ページ)
感想・レビュー
249件(投稿率83.8%)
本棚
8棚
自己紹介

自分用の記録。
言葉が足りなすぎる自分のために読書をすることにした。
ここでは好みの本がたくさん見つかりそうでとても楽しい。
操作下手のためミスに気をつける。
日常生活最優先。

好きな場所
北海道のモエレ沼公園
沖縄の美ら海水族館


以下追記 2021.9.3
ナイスをしてくれた方や共読本のある方など、いろいろな視点の感想がとても為になります。
そのおかげでたくさんの本に出会い、これから読みたい本も当分途切れません。
有り難いです。
自分の考えをぴったり言い表す言葉遣いができるよう、引き続き勉強していきたいです。


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