なかなかに不愉快な中学生のいじめの話し。 いじめている側に自分では手を出さず常に傍観していて、中学生とは思えないほど人生を達観した人物が居て違和感があった。 問題は解決せず発覚した時点で終わり、主人公はいじめのきっかけとなった、と思っている自身の身体的障害を手術によって取り除き生まれ変わったというようなところで物語は終わったが、その後の結末を読者に委ねず最後まで書き切って欲しかった。

学校から飛び降りて死亡した少女をいじめていた二人の描写にリアリティがあり、実在しないはずなのに読んでいてとても不愉快になる。いじめがテーマの小説はもうあんまり読みたくないなあ。

なかなかに不愉快な中学生のいじめの話し。 いじめている側に自分では手を出さず常に傍観していて、中学生とは思えないほど人生を達観した人物が居て違和感があった。 問題は解決せず発覚した時点で終わり、主人公はいじめのきっかけとなった、と思っている自身の身体的障害を手術によって取り除き生まれ変わったというようなところで物語は終わったが、その後の結末を読者に委ねず最後まで書き切って欲しかった。

豊富な資金、医学と農業、自給自足率100%というのが国家にとって最低限の独立の指標となる。そこから世界に独立を認めさせる為病院チェーンを展開して世界の薬局になる。という吉里吉里人たちの想いが、たまたま訪れた三文文士であらゆる点で女性にもてる要素を欠き、強度健忘症と強度記憶増進症が交互に訪れるという病疾をもつ、本当にいっさい魅力的な所がない五十男古橋健二によって水泡に帰す。 物語が終わってしまうとそんな古橋健二にもなぜか愛着が湧いて寂しくなってしまう自分が嫌だ。