題名と分量から、「あー、これはまあほどほどの出来のやつだろうな」と思ってしまったが、手に取った勢いで読了。期待通り。設定はなかなか面白いから対策にもなり得たと思うけど、先生書いててうまくいかないからやっつけで終わらせてタイトルつけてませんか？読んで後悔はしてないけどキャラとか展開とかいろいろ惜しい。ケチをつけつつも最後まで読む私はもう立派な宗樹信者か。終わり方はさすがです先生！

題名と分量から、「あー、これはまあほどほどの出来のやつだろうな」と思ってしまったが、手に取った勢いで読了。期待通り。設定はなかなか面白いから対策にもなり得たと思うけど、先生書いててうまくいかないからやっつけで終わらせてタイトルつけてませんか？読んで後悔はしてないけどキャラとか展開とかいろいろ惜しい。ケチをつけつつも最後まで読む私はもう立派な宗樹信者か。終わり方はさすがです先生！

2024ラストの一冊に選んで良かったと思えた。基本映画で見ていた通りのストーリーだけど、松子や笙くんの心情が丁寧に描かれているのでのめり込む。まあ松子の性格的に最初の破綻が無くてもどこかでこのルートになりそうではあるが、ラストで松子とシンクロできた笙君がこの先幸せになることで、松子も浮かばれることでしょう。年代ジャンプ無し、性表現多しと今まで読んだ山田宗樹作品とはだいぶ色が違うけど、やっぱり面白い！好きな作家です。