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2024年4月の読書メーターまとめ

とも
読んだ本
5
読んだページ
1400ページ
感想・レビュー
5
ナイス
42ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とも
149回芥川賞受賞作。三歳の“わたし”は、母が死んでから爪を噛むようになった。父と不倫していた“あなた”は、わたしの継母になった。あなたの目は、あなたの見たいものしか映さず、わたしの爪がボロボロなことにも気づかない。見えるからこそ見えない、という皮肉。そんな目ならいっそー ウンベラータの花言葉は「永久の愛」「夫婦愛」。母はそれも含めてウンベラータが欲しかった。二人称で進む物語は、老いて何もわからなくなったあなたに、三歳当時の解釈を、洗脳するかのようにコンコンと語っているように思えました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

とも
生涯で、どうしようもなく愛おしい人と出会うことは、本当に幸福なのだろうか。愛は、ときに2人を縛る呪いにもなる。小説家 白木を愛した正妻 笙子と愛人 みはる。互いに白木の“あちらにいる”存在を認めながら、形容しえない関係を築いていく。この愛は小説でないと読めない。
が「ナイス!」と言っています。
とも
詩人 荒川洋治さんの、80以上のエッセイ集。社会問題が人間の精神に起因するならば、文学は実学である。文学は、ときに読む人の現実を一変させる。その点において、文学は“虚”学ではなく、“実”学となる。読書を肯定された気持ちになりました。どんどん本を読んできましょ☺️
とも
149回芥川賞受賞作。三歳の“わたし”は、母が死んでから爪を噛むようになった。父と不倫していた“あなた”は、わたしの継母になった。あなたの目は、あなたの見たいものしか映さず、わたしの爪がボロボロなことにも気づかない。見えるからこそ見えない、という皮肉。そんな目ならいっそー ウンベラータの花言葉は「永久の愛」「夫婦愛」。母はそれも含めてウンベラータが欲しかった。二人称で進む物語は、老いて何もわからなくなったあなたに、三歳当時の解釈を、洗脳するかのようにコンコンと語っているように思えました。
が「ナイス!」と言っています。
とも
「メリット」「コロナ」「なでるとさする」など、何気なく使っている言葉から過去、現在、未来、文化を哲学していく。自身の普段の言葉を哲学すれば、自身の思考、来歴やあり方が浮き彫りになる。“いつもの言葉”の奥深さ、言葉を省みることの面白さに気づける本です。
が「ナイス!」と言っています。
とも
歌人 穂村弘さんと“あきらかにすごい人”たちとの対談集。谷川俊太郎さんや佐藤雅彦さん、甲本ヒロトさんらの凄さの“よくわからない”の部分に切り込む。穂村さんの尋ね方が、とても好き。穂村さんだから聞けた話がたくさんあると思う。おすすめです!!!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/12/16(1255日経過)
記録初日
2022/07/20(674日経過)
読んだ本
154冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
42673ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
90件(投稿率58.4%)
本棚
0棚
外部サイト
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使い方、まだよく分かってないのですがよろしくお願いします🙇‍♂️
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