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2024年6月の読書メーターまとめ

マサ
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2024年6月に読んだ本
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2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マサ
特に中国侵略における日本軍の誤算の章で、『八路軍とそれを指導する共産党の力は、軍事力にあるのではなく、主としてこの軍隊が人民と親密に、有機的に結ばれているところにある』とスメドレー(p116)が指摘する下りは、抗日戦争が単なる戦争ではなく、日本の侵略した軍隊の蛮行に絶望した中国人たちを八路軍は組織した稀有な軍隊だったことである。時代は変われど、このような観点から日中戦争をみるというのは慧眼というほかない。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

マサ

獄中十八年 (講談社文芸文庫) >>本書で面白いのは、本土の人間がいかに差別を平然としているかを書いている。例えば琉球の中学教員に赴任してくるのは本土からで「のちに講談社の社長となった野間清治だった。野間は私が中学1年の時の漢文の先生だったが、漢文などはほとんど教えない。…しかも彼は、遊郭を宿舎とし、毎日そこから酔っぱらって出勤した。…収入はひと月40円か50円と言ったはずで、遊郭に泊っても、一か月十円位で済んだ時だから、楽にやっていける。だからかれのような人間にとっては、琉球はたしかに天国であったろう。

マサ
2024/06/27 19:36

しかし、我々にとっては、地獄であった。」 野間清治が講談社社長という事もあるのだろうが、本土では称賛される一方の素顔を差別を受けていた側はつぶさに見ていたということだろう。礼賛例を貼っておく。 https://x.gd/8DYnV

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
1

マサ
特に中国侵略における日本軍の誤算の章で、『八路軍とそれを指導する共産党の力は、軍事力にあるのではなく、主としてこの軍隊が人民と親密に、有機的に結ばれているところにある』とスメドレー(p116)が指摘する下りは、抗日戦争が単なる戦争ではなく、日本の侵略した軍隊の蛮行に絶望した中国人たちを八路軍は組織した稀有な軍隊だったことである。時代は変われど、このような観点から日中戦争をみるというのは慧眼というほかない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/12/31(1282日経過)
記録初日
2021/07/27(1074日経過)
読んだ本
7冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
1982ページ(1日平均1ページ)
感想・レビュー
4件(投稿率57.1%)
本棚
0棚
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